Gendai Reiki Forum
つれづれの記(2004年長月) ♪ 2004,9,1
台風一過というが、今日の空は、まさに快晴というにふさわしい。昨日はまだ、台風の余波が残っていたが、今はもう片鱗も残っていない。 8月27日に、妻の運転する自家用車で長野を訪問した。私が免許を取得したのは昭和38年で、私の方が運転歴は遥かに古いのだが、車好きの妻はハンドルを渡そうとしないので、ここ数年間は助手席でのんびりすることにしている。ブレーキのタイミングや車間距離のとり方などが違うため、最初は危険を感じたが、いつの間にか慣れてしまった。その代わり、高速道路では「スピードを出すな、もっとゆっくり走れ」と、ときどき口でブレーキをかけている。 1日かけてゆっくり行くつもりなので、家を出たのは午前10時半頃だったが、名神高速に入ってしばらくすると、早くも事故渋滞で動かなくなってしまった。この日の早朝、天王山トンネル内で自動車数台が関係する交通事故が発生したため、車線が制限されているという。結果的には、1時間ほど遅れたことになるが、午後6時前に長野駅前のホテルに到着した。 28日の朝、ホテルでビワスタジオのスタッフや、マザーステラの星さん・鈴木さんと打ち合せた後、宮下富実夫さんのゲストハウス(飯綱オアシス)に向かった。28日〜29日の2日間、ここでマザーステラ主催の交流会が「霊気の原点に戻ろう!」というテーマで開催されることになっており、これに参加するのが私の長野訪問の主目的だった。 妻は、昭和40年代から会員になっている真如会(仏教学者の紀野一義氏が主催する勉強会)に参加するため、車で八ヶ岳高原の山荘に向かった。 飯綱オアシスでの交流会は、素晴らしい波動に包まれた環境の中で、波動の高い人たちと過ごすことができ、幸せのエネルギーが充満して、時の経つのを忘れさせた。 また、宮下さんの活動を紹介したVTRや、リンダ夫人が話された「富実夫さんの思い出」は、感動的だった。宮下さんの病床に 「現代霊気法技法CDの報告をしたところ、うんうんと頷いていた」という話も披露された。これが縁になって、レイキミュージックCDが、10月にビワスタジオから発売されることは前に触れた。 交流会終了後の懇親会も、深夜まで盛り上がった。 29日の早朝は、全員で近くの遊歩道を散歩し、広場で自己浄化ヒーリングを行なった。 朝食のあと解散したが、所用のある一部の人を除き、3台の車に分乗して戸隠神社の奥社へ向かった。奥社まではそれほど遠くないが、入り口から本殿までは約2キロの砂利道で、革靴では滑りやすく非常に歩きにくかった。 しかし、延々と続く杉並木の道は、おなじみの鞍馬山とは一味も二味も違うエネルギーで、より自然な感覚で共鳴することができた。 帰路、中社に立ち寄ったが、敷地は広くないが、ここには天を衝くばかりの大杉があり、年輪を経た老木ながら衰えを感じさせない生命力を四囲に放射し続けていた。 近くの元宿坊で名物の戸隠そばを賞味してから長野駅まで送ってもらい、皆さんと別れて電車で松本へ行き、駅近くのホテルに入った。ここで、八ヶ岳へ行っていた妻と合流して1泊。 翌30日は、松本城周辺をゆっくり散策し、昼過ぎに車で出発。台風16号が接近する中を、台風と向き合うような形で約7時間かけて帰宅した。大阪へ近づくにつれて風雨が強くなったが、本格的な台風の影響は家に帰ってからだった。といっても特別なことはなく、1分間程度の停電が一度あっただけだった。 ♪ 2004,9,2 ここ当分、スタジオに来ていなかったが、昨夜から来ている。前回は8月15日の交流会直前だったので、約半月ぶりになる。郊外にある休養と作業の場を、今までスタジオと呼んでいたが、飯綱にあやかってオアシスと呼ぶことにした。 遅くなっても、今日中に帰宅して(約1時間で帰れるが)、明日1日で週末のセミナー準備をしなければならない。 今回のセミナーは関西地区のほかに、東京・埼玉・神奈川・金沢・福井・名古屋・香川・広島の各地区、それにオーストラリアの女性マスターが再受講のため来日されることになっている。 20人定員の室を確保しているが、長野へ行っている間に相次いで復習参加の申込みがあり、20人を超えてしまったので、なんとかして広い部屋を確保しなければならない。しかし、広い室が空いていないことは何度も確認して分かっているので、あとは直前のキャンセル待ちだけだ。HPに「締め切りました」と表示したので、新規の申込みは入ってこないが、再受講したいという人には、可能な限り学びの機会を生かしてほしいと思う。 今まで、交流会もセミナーも、会場の広さに合せたように参加人員が決まっているので、今回もうまく行くだろうと楽観している。それよりも、各地から参加されるこの機会に、また新たな交流が広がるのを楽しみにしている。 ♪ 2004,9,17 朝夕は涼しくなった(オアシスでは寒さを感じる)が、直射日光の照りつける昼間はまだ暑い。秋分の日が近いので、この暑さとはもう少しでお別れだろう。 先日(4,5日)のセミナーは、予定どおりの人数が参加されたが、半日単位で部屋を移動して、何とか順調に終えることが出来た。オーストラリアのマスターは、少し体調が良くないと聞いていたが、元気そうなので安心した。 セミナー前日に来日して、2日目のセミナーが終ると直ぐに空港を飛び立つという強行日程だったが、少しでも何かを掴んで帰ってもらえれば嬉しいことだ。2日目は、和歌山からデュエンさんも参加した。 数ヶ月前に、yahooの顧客名簿が流出したというニュースがあった。直接の関係はないと思うが、その前後から多数のウイルスメールが届くようになり、毎日30通以上のメールが、昼夜を問わず送りつけられてきた。発信者のアドレスが自分のものであったり、家族や、マスター紹介に記載した人たちのものもあった。最初は驚いたが、そんなことはよくあることで驚くに値しないということも分かってきた。しかし、メール初心者の方が、私のアドレスを記載したウイルスメールを受け取ったことで、私のパソコンがウイルスに汚染され、それを撒き散らしたように誤解されたのには困惑した。 幸い、削除する手間が面倒なだけで被害はなかったが、5日のセミナー終了を最後にピタッと来なくなった。6日から今日まで10日余り経過したが、なぜか1通もこない。何となく、寂しさを感じるほどである。 今春4月に、スペイン霊気協会のマスターたちが来日したが、そのとき 「8月にアントニオ会長たちがメキシコへ行き、有効な代替療法としてのレイキ普及を行うので、日本から10月下旬〜11月上旬ごろにメキシコを訪問し、マスターたちの指導をしてほしい」という依頼があり、11月のセミナー日程はいままで空白にしていた。 本日、百天さんを通じて 「来年1月中旬から月末にかけての訪問が最適と思う」 という連絡があったので、その線で計画してもらうよう了解した。 これで年内のスケジュールは確定できるので、10月末の関東現代レイキ交流会(東京)への参加を決め、併せて11月の芦屋でのセミナー日程を確定した。 ただ、新年1月16日(第3日曜)の芦屋交流会開催は不可能なので、1月は中止にするか、または9日(第2日曜)に変更するかを決めなければならない。会場の都合があるので、遅くても11月10日までには確定する見込み。 ♪ 2004,9,29 台風21号が近づいており、阪神地区は夕方から暴風・波浪警報、大阪は大雨・洪水警報が出ているが、今のところ大したことはないようだ。家に1人でいて、週末のセミナーの準備をしているが、ほぼ完了したので、つれづれの記を書いてから食事に出かけることにする。 毎月1回、遠地から参加されるマスターのために、2日間でレベル1〜4のすべてを学べるようにセミナー日程を組んでいるが、なぜか月初の土日に開催することが多い。意図的ではなく、月初の週末は会場が取りやすいので、自然に決まっているようだ。 近くの方から 「レベル1〜2に参加したいが、どうしても土曜日は都合がつかない」という声があったので、今月は23日(秋分の日)にもレベル1〜2を設定した。 23日は再受講の方が多かったが、一昨年9月にトロントで開かれたURRI CANADA 2002に参加され、私のマスター特別コースも受講しているカナダのエリッサさんという女性マスターが、通訳なしで突然顔を出したのには少し驚いた。 名取さんを通じて、来日予定があることは聞いていたが、参加する場合は通訳が必要なのに、連絡がないので今回は参加されないと判断していた。 そこで、会場から名取さんに電話して直接話して貰い、「今日はエネルギーを感じるだけでよい」ということで一件落着した。ほっとしたところへ、英語に堪能な井上さんが復習に参加され、ずっと付き添ってお相手してくれた。エリッサさんから、名取さんに送ったe-mailがうまく届かず、それを確認しないまま出発してしまったということだった。 エリッサさんは高校の先生で、フランス語とスペイン語を教えているそうだが、長期休暇をとって2日ほど前に来日し、すでに鞍馬登山をしたそうで、セミナー終了後は上京して、西方寺へ参詣予定とのこと。その行動力には驚かされる。 「日本語ができないのに、よく芦屋の会場までこられたね」というと、「日本の人は親切だから、全然困らなかった」という答えが返ってきた。しかし、日本語がわからなくては食事の注文も難しいだろうと思うが、まったく屈託はない。 それにしても、井上さんがタイミングよく参加してくれたのに感謝している。 23日のセミナーが終了し、24日(金)〜25日(土)の2日間、奈良市の「世界遺産めぐりツアー」に参加した。京都にはよく行くが、奈良は本当に久しぶりだ。 東大寺、春日大社、薬師寺などをめぐり、能舞台で仕舞を鑑賞し、法蔵院流槍術の演武を見学した。演武は、法蔵院流高田派槍術の継承者で、第20代宗家の鍵田忠兵衛氏が解説された。鍵田氏は9月の選挙で当選されたぱかりで、新たに奈良市長に就任される方という。 ともあれ、9月もあと1日。 食事に出るつもりだったが、いつの間にか暴風雨が強くなり、外に出られる状況ではなくなっている。テレビをつけると、 いま台風の中心は大阪に上陸したらしく、各地で床下浸水や土砂崩れが発生しているようだ。 大きな被害が発生しないよう、祈りたい。 |