Gendai Reiki Forum
つれづれの記(2004年文月) ♪ 2004,7,7
今日は7月7日、七夕の日である。 第7回関東現代レイキ交流会が終り、4日に帰宅したが、留守中に溜まっていたメールの返信処理をしているうちに、6日になってしまった。今日は朝から、週末(10日,11日)のセミナーの準備をしたが、今月は参加者が比較的少ないので明るいうちに準備完了。今月になって、初めての猪名川スタジオ入りとなった。 1ヶ月前は、日が暮れると近くの川で蛍の乱舞が見られたが、それがいつの間にか姿を消し、鶯の声も早朝の涼しい間だけで、それに代って蝉時雨が降り注ぐようになった。今年は空梅雨だが、梅雨明けを待たず、すでに真夏である。 6月26日、27日のセミナーには、ドイツから久しぶりに帰国された笠原浩子さんも参加され、終了の翌日には夫君とともに無事帰国された。 笠原さんは、アメリカと並んでレイキの普及大国であるドイツで生活し、レイキの真実を伝えるべく活動している。 しかし、ドイツにレイキが普及しているといっても、レベルに差があってトラブルが多いこと。名前をよく知られたマスターが、出鱈目の情報を本に書き、悪影響を与えていること。最近は、著名な現地マスターが、伝統霊気を謳い文句にした日本人と組んで虚偽の情報を発信し、確認の手段を持たない多くの人たちはそれを信じ込んでいること。 このような誤りを正したいと、セミナーや講演、執筆などを通じて活動しているが、現在のところ孤軍奮闘の形である。 一時的には贋物が蔓延しても、彼女の地道な活動は、徐々に効果を見せるものと期待している。 ♪ 2004,7,12 7月10日〜11日のセミナーには、関東・四国・九州などから参加者があり、また交流の輪が広がった。 HPを見た方から紹介依頼があっても、レイキマスターを紹介できない地域も多いが、少しずつでもマスター不在の地域が減っていくのは嬉しいことだ。 紹介困難な地域については、現代レイキに限定せず (レイキについて一応の見識を持ち、きちんとフォローをするマスターであれば)問合せた人に紹介したいと思い、各種資料をもとにマスターをリストアップして丁重にメールを送ったが、紹介料が必要とでも思うのか、中々反応が芳しくない。とくに九州各地のマスターたちは、返信もしない。これも一つの見識なのだろうか。 時間がかかっても、縁を得た人たちを中心に、光のネットワークを着実に拡大していくのが最善なのかもしれない。 10日のセミナー(レベル1〜2)は、1週間前の時点で復習の人を含めて7〜8名の参加予定だったが、直前になって駆込みの申込みがあり、結局15名の参加となった。終了後は、ホテルに宿泊する遠地からの参加者を中心に、夕食をかねて懇親会を開く。 11日は、フランスでレイキのヒーリングサロンを開き、現代霊気法のセミナーを行なっている岡本昌美さんが、帰国の機会に再受講に参加された。岡本さんの話では、来年4月にフランスのレイキマガジン社のバックアップを得て、日本へのレイキツアーを計画しているとのこと。この機会に、ヨーロッパのレイキ実践者と、日本のレイキ関係者の交流が深まることを期待し、今から楽しみにしている。 ♪ 2004,7,22 7月17日(土)は、名古屋の交流会に参加した。ここは1月以来6ヶ月ぶりの参加で、何人かの懐かしい顔と再会した。 交流会は岩崎(旧姓井上)喜久美さんから加藤玲子さんにバトンタッチされたが、30人近い参加で会場が一杯になり、幸先の良いスタートとなった。 懇親会には、岩崎さんの生徒さんのほかに初参加の(他のスクールで学んだ)方も多数参加され、和気藹々と楽しい雰囲気で盛り上がった。帰宅後、数人の方から、「レイキの集まりが、こんなに楽しいものだと、初めて知りました」というメールをいただいた。 18日(日)は芦屋交流会で、関東から増田さん、星さん、鈴木さん、瀬尾さんなどのマスターが参加され、初参加の方も10数名あって、出席者は50人を超えた。 19日(祝)は増田講師による関西初のヒーリング勉強会で、無連絡の欠席者もあったが、講師と私を含めて39人が参加した。まずは大盛況で講師も熱が入り、午後3時頃に終了予定のところ、会場の閉鎖される5時まで続けられた。 終了後、増田さんから 「あの時間内では無理な点も多々あり、欲求不満の状態で終わってしまいました」というメールをいただいたが、これは受講者も同じだったと思う。 「非常に勉強になった」「貴重なヒントを受け取った」というメールもあり、また「難しいと感じた」という次のメールもいただいた。「増田講師は非常に勉強家であり、理論家であり、またそれ以上に実践治療家としての多くの実績も感じられ素晴らしい方でした。今後の参考になることが多く、有意義なセミナーでした。ただ、私個人としてはとてもあのような細部・ピンポイント的な治療の習得は難しいと感じました。逆にもっと自分自身のレイキ能力を高める(大宇宙とつながる)という包括的な方向からでも実践的・現実的治療能力を高めることは可能であり、それを目指したいと思っています」 人生いろいろ、人の生き方が多様なように、ヒーリングにもさまざまな考え方や技法があり、それぞれの選択がある。そしてそれが、その人の生き方の表現でもある。勉強会を通じて、学びと気づきが得られた有意義な一日であった。 いずれにせよ、全力投球してくださった増田講師に、お礼を申し上げたい。 ところで、以前どこかの資料で見たことがあるが、レイキだけで施療している国内のヒーラーは極めて少数で、アロマ、リフレ、整体、鍼灸、その他の療法と併用している人が圧倒的に多いという調査結果があった。これは、レイキに各種療法を加えるという人もいる反面、もともと他の療法を学んでいる人がレイキを学ぶことが多いためかも知れない。 今回参加した人の中では、京都の藍原さんだけがレイキのみで施療しておられ、はからずも前記の調査結果を裏付けることになった。藍原さんはレイキを知る前に整体の道に入られたが、レイキを学んでからはレイキ療法だけで驚異的な効果を出しておられ、他の技法は一切不要だという。今回、増田さんの「レイキだけで施療している人は」という質問に、手を上げたのが自分だけだと知って驚いたということだった。 増田さんの技法が、緻密な理論に基づく精密なピンポイント療法だとしたら、藍原さんの技法は、レイキの絶対的信頼に基づく実践的療法といえるかも知れない。そして、いずれも高い効果を実現しておられるのは敬服の他はない。 20日は、星さんや、ビワスタジオ(宮下富実夫音楽事務所)の方たちと、鞍馬山へ登った。 3連休が終ったばかりのためか人影はまばらで、奥の院への道は涼しく、下界のうだるような暑さが別世界のことのように思える。 この秋、ビワスタジオから世界のレイキ実践者向けに「レイキミュージックCD」が発売されることになり、昨年現代霊気の技法CDをお願いした縁で、ヒーリング音楽の選曲や、臼井霊気療法の解説テキストなどで協力することになった。 今回は、音楽CDの表紙写真を撮影するため、鞍馬へ同行することになったという次第。ヒーリングや瞑想に適した素晴らしい音楽CDが予定されており、9月下旬から10月上旬にかけてリリースされることになっているので、楽しみにしていただきたい。もちろん市販品だが、10月の芦屋、関東の2つの交流会には間に合う予定。 ♪ 2004,7,25 暑い最中なので、夏の怪談噺のお粗末をひとつ…。 今日の日曜日は、珍しく予定がなかったので太田太さんの交流会に出かけたが、出かける前に受信メールをチェックしたところ、あるマスターから次のような情報が寄せられていた。 それによると、九州地区で「土居先生が臼井霊気療法学会から破門されている」という噂が流れており、 それを信じている人たちは 「元臼井霊気療法学会会員とすべきだと言っていた」とのことなので、つい笑ってしまった。 私は名刺に臼井霊気療法学会会員と書いたことはないし、著書やホームページにも(学会が存在していることを説明するため、入会した経緯は書いたが)会員を売り物にしたことはない。名刺に書いてもどうということはないが、書く必要を感じないからというだけのことだ。海外講演も現代霊気ヒーリング協会代表としてであって、学会の会員という肩書きで行ったことはない。したがって、破門(これも時代錯誤的な表現だが)されたとしても、もともと名乗っていないのだから「元」の使いようがない。 私が最初に習ったのは西洋レイキだったが、そこでは臼井霊気療法学会は消滅したと教えられた。海外のレイキの本には、例外なくそう書いてあったし、日本国内でもそのように信じられていた。 私が偶然のことから学会が健在であることを知り、会員となってその素晴らしさを実感した時点で、学会の存在や臼井先生の心を正しく伝えることが私のライフワークとなった。 著書が出てから満6年、いま日本国内で学会の存在を疑う人はいない。海外のマスターたちの間でも、意図的に無視しようとするグループを除いて、学会が存在することは常識となっている。それらを世界に伝えたのは、私の生徒たちであって、私はそのキッカケを作ったにすぎないが、その事実は学会の会長や師範たちも熟知しておられる。 だれが、何の意図でつくり出した話か知らないが、会長か師範の1人に確認すれば、真偽はたちどころに判明する。確認のルートがある方は、ぜひ確認してみていただきたい。 取るに足りない噂だが、本気で気にされる方があるかも知れないので、怪談(実は笑い話)として一応書いておく。 さて、今月は各地交流会のハシゴをしている。 3日の関東交流会(東京)をスタートに、4日の現代レイキ実践会(大阪)、17日の名古屋交流会(熱田)、18日の現代レイキ交流会(芦屋)、今日の交流会(芦屋)、そして31日の北海道交流会(旭川)である。 7月30日から8月2日まで、家内と孫同伴で札幌に滞在し、そこから私だけが旭川の交流会に参加する。 |