Gendai Reiki Forum

♪　2004,6,29

　６月も余すところあと１日、まもなく今年の後半を迎える。今月の予定も終わったので、久しぶりに猪名川スタジオで、つれづれの記を書くことにした。
　本来なら、いくら忙しくても、そのときどきの出来事や感想を綴るのが 「つれづれの記」 なのだが、毎日多数送られてくるメールの対応などに追われて、なかなか難しい。

　スタジオのリフレッシュ工事はすべて完了し、２０日過ぎにエアコンも付いて何時でも使えるようになったが、完成してからしばらく来ていない。年内に新しい本を完成させることにしているので、８月にはスタジオをフル稼働させようと思っている。


　さて、先月（５月）末には岡山県倉敷市郊外での同窓会に出席し、久しぶりに懐かしい顔ぶれと対面した。
　学校を出て最初に就職したのは電気通信省で、採用後の１年間は広島市宇品の電気通信学園（旧逓信講習所）で集合教育を受けた。就職する少し前まで逓信省だったが、郵政省と電気通信省に分かれたばかりだった。
　やがて電気通信省は日本電信電話公社と国際電信電話�鰍ﾉ分割され、私たちは半官半民の電電公社職員となる。さらに日本電信電話公社は民営化されてＮＴＴとなるが、私は１２年間勤めて退職し、日産自動車へ移ったのでＮＴＴに勤めた経歴はない。
　同窓会も２〜３年に１度は幹事持ち回りで開催されてきたそうだが、違う道を歩んだ私はすっかり別世界の人間になったので、長い間案内も受け取った記憶がない。それが、一人ひとりの人生の大切な時期を完結させ、年齢も古希に近づいた今、職場の枠を超えて再び気楽な交流ができることは、ある意味で幸せなことといえるかも知れない。

　同期生約４０名のうち物故者が約２割、消息不明者もあって連絡がつくのは２５名程度、その内の１７名が出席した。
ガンで手術した人や闘病中の人、インシュリン注射を打ちながら出席した人などもいて、健康で活動できることの有り難さを改めて認識した。
　殆どの人が電話局長などの管理職経験者だが、２日間の交流の中で、当時とあまり変わっていない性格が垣間見られて、興味津々だった。長い年月を経ても、当時の風貌や雰囲気をそのまま留めていて、瞬時にその頃の記憶の源泉に引き戻してくれる人もあれば、最初はどうしても思い出せない人もいる。
　さすがに、１年間同室だった友人の顔はすぐに思い出すことができた。他の人たちを交え、酒を飲みながら一夜を語り明かしたが、私の記憶にない当時の自分の姿も浮き彫りになり、人はなかなか変わらないものだとの思いを強くした。
　次回は３年後に、地元在住者が幹事となって、山口県の温泉地で開催することになったので楽しみにしている。健康で、参加できる人が１人でも多いことを祈っている。

　ところで、第１回以来すべての同窓会に出席した皆勤者３人に記念品が贈られたが、その中の１人は、私たちの担任教官だった合田稔氏だった。合田先生はとても面倒見のよい人で、生徒たちに慕われていたが、今も１２〜３歳年下の私たちの中に入っても、年齢を感じさせない若さを保っておられ、自分自身の１０余年後の姿と重ね合わせて「かくありたい」と思わせる魅力を感じさせた。
　先生の話では、昨年８０歳を迎えて広島市から傘寿（サンジュ）の祝いを受け、今年は地元から半寿（ハンジュ）の祝いを贈られたという。半寿というのは聞いたことがないので、そこだけの風習かと思ったが、昔からあるということだった。
　帰宅して辞書を見ると、なるほど 《「半」の字を分解すれば「八十一」になるところから八一歳。また、八一歳の祝い》と出ている。セミナーや交流会などを通じて学ぶことがよくあるが、知らないことがいかに多いかに気づかされる。


　さて、６月の第１週は東京（浅草・２日間）のマスター特別コース、第３週は芦屋交流会、第４週は芦屋（２日間）の通常セミナーが行なわれた。
　マスター特別コースには、オーストラリアから ジェニファー (Jennifer Dowling) さんという女性マスターが、名取さんの通訳で参加。 この日、関東地区在住の新しい現代霊気マスターが４人誕生し、再受講にマスター２０人が参加した。