つれづれの記(2003年神無月) 予定どおり9月16日(火)に関西空港を出発、10月2日(木)午後関西空港へ帰ってきた。一口に言うとたったこれだけのことだが、非常に充実した海外での17日間であり、得られたものは大きかったと感じている。 デンマークでのURRI関連の詳細報告は、いずれ「URRI DENMARK 2003」の項にアップするとして、ここではスペインでの報告をしておくことにしよう。 デンマークも、スペインも、日本との時差7時間(本当は8時間だが、10月末までサマータイムが導入されている)。日本の方が早いので、日本の正午はこちらの午前5時にあたる。 16日(火)、現地時間の午後9時にコペンハーゲン到着。Ullaさんの案内でチボリ公園の夜景を楽しんでから、近くのホテルに1泊。翌17日(水)、車で約3時間かけて、郊外のシルケボーグという町に向かう。 18日(木)は日本庭園で一日を過ごして旅の疲れを癒し、19日(金)から21日(日)までの3日間、第5回Usui Reiki Ryoho Internationalワークショップが開かれた。 終了後、22日(月)〜25日(木)は、各講師の有料セミナーに希望者が参加する。 26日(金)午後8時すぎ、マドリッド空港へ到着。スペインレイキ協会のアントニオ会長が、通訳のカオルさんとともに迎えにきてくれたので、一緒にホテル行き、チェックインしてから打合せと食事のため街に出る。 久しぶりに日本の食事が恋しくなり、まずサントリー直営の高級日本食レストラン「燦鳥」にいくが、空席なし。他の日本食の店を訪ねたが、いずれも予約で満杯。その後もあちこちをうろついたが、結局日本食はあきらめてファミリーレストランに行く。こうして食事にありついたのは、翌日に日付が変ってからとなった。静かなデンマークに比べて、マドリッドの喧騒は対照的だった。 27日(土)〜28日(日)の2日間、百天さんにはゆっくり街の観光に出かけてもらい、私は現代霊気法マスター特別コースのセミナーを行った。 参加者は、スペイン語圏のレイキマスターたちで、再受講を含めて約50人。プロのヒーラーはもちろん、医師、パイロット、弁護士、メキシコの州知事夫人など、バラエティーに富む顔ぶれだったが、過去2回の現代霊気法セミナーの通訳を担当してくれている小南徹子さんの名訳で、安心して進めることが出来た。 1日目(27日)の夜は、午後8時から国際レイキ交流会。これは、私が進行を受持つことにして、小南さんの通訳で約1時間半にわたり、レイキの話や技法の指導などを行った。会場に準備された150の椅子が、埋め尽くされたのに驚くとともに、スペインにおけるレイキの普及振りを実感させられた。(この後、美味しい日本食の店に案内してもらったが、やはり日付が変ってからの食事となった) 2日目の夜は百天さんによる瞑想会が開かれ、これにも約80人が参加した。 (この日はタイ料理で、またまた深夜の食事だった) 29日(月)は予定が空いているので、アントニオ会長が、カオルさんとともにトレドの旧跡を案内してくれるという。アントニオさんの運転するボルボで約2時間、トレドの街を見てまわってから食事をし、アンダルシアのオリーブ畑を左右に見ながら、少し先のラ・マンチャまで足を伸ばした。ここは、ドンキホーテで知られる風車が、小高い丘の上に立ち並んでいる。 それほど大きく見えなかったが、内部に入ると階段があり、3階構造になっている。 さすがに丘の上の風は強く、吹き飛ばされそうになる。風車は小麦を挽くためのものだったというが、今は観光のために残されているだけで使われていない。これとは別に、少し離れた丘の上に、スマートな形をした発電用の風車が回っていた。 この夜は、マドリッド最後の夜だったが、フラメンコを見ながら食事を楽しむことができた。 30日(火)午後マドリッド出発、夕刻コペンハーゲン到着。最初の夜と同じホテルで宿泊。デンマークでは、一般商店は午後6時、レストランは午後9時には閉まるので、食事をするなら早く出かけなければならない。 閑散とした夜の街を、食事を求めてぶらぶら歩くうちに、いつのまにかチボリの前に出た。チボリ公園はすでに冬季閉園期(6ヵ月間休園)に入り、扉は硬く閉ざされているが、公園の周辺にはレストランが集まっている。われわれはそこで、中華料理店に入った。日本語のメニューもあり、何となくほっとすることができた。 再びデンマークを訪れることがあるだろうか、そんな思いを胸に秘めながら、10月1日(水)の午後、エアフランスでコペンハーゲンを出発。パリでJALに乗り継ぐが、約3時間の待ち時間がある。そこへ、パリ在住でURRI DENMARK 2003に参加した岡本昌美さんが、現代霊気法のマスター認定をしたばかりという生徒さん(島根県出身の坂本恵子さん)と一緒にドゴール空港へ会いに来てくれたので、またまたデンマークの思い出話が弾む。 ♪ 2003,10,7 こうして、日常から完全に離れた17日間が過ぎたが、1日ごとに現実を取り戻しつつある。10月5日(日)は、レイキ関係者のおめでたで、内祝いのパーティーに招かれたので神奈川まででかけ、6日に帰ってきた。嬉しいことなので、羽目を外して酔ってしまい、すっかり迷惑をかけてしまった。「意のままに振る舞いながら、限界を超えない」 というのは難かしい。学びの課題が多いということは、楽しみには違いないのだが…。 来年4月には、スペインレイキ協会主催の日本レイキツアーが計画されている。 できればこの機会に、芦屋だけでなく東京でも国際交流会を開催して、多くの皆さんと交流してほしいと思っている。 5年続いたURRIは、私が参加しなくても、何かの形で継続してほしいと思っており、それが今回デンマークに参加した人たちの希望でもあった。 来年は一時休止するとしても、翌年あたり日本で開催して、再スタートしてはどうだろうか。 ♪ 2003,10,19 このホームページをスタートしたのが2001,10,19なので、今日で満2年を迎えたことになる。カウンターの数字は、現在約37,400を示している。オープンから今日まで、単純計算で1日平均51人の来訪があったことになる。素人の手づくりで、非常に読みにくいと思われるが、多くの方に訪問していただき、感謝している。 最初からほとんど変更していないページと、頻繁に更新するページがある。 行事日程などは絶えず更新するページだが、最新のものを、遅滞なく掲載するように心がけている。 マスター紹介は、できるだけ多くの地域をカバーできるようにと思っているが、掲載は各マスターの自由意志によるものなので、なかなかむずかしい面がある。しかし、徐々にでも充実しているのは喜ばしい。空白地帯だった四国地区にも、2人のマスターが誕生した。 今日の交流会は、帰国後初の集まりだったので、デンマークとスペインの概況を説明した。交流会には、アメリカから来日中のトムさんも参加されたが、URRI CANADA (トロント)で別れて以来1年ぶりの再会だった。 交流会後の懇親会は、トムさん、デュエンさん(和歌山県橋本市在住のアメリカ人マスター)も含め、総勢15人で白木屋へ繰り出した。しかし、いつもの酒豪が今回は参加していなかったことと、トムさんが徹底したベジタリアンで酒も飲めないこと、デュエンさんも和歌山まで車を運転して帰らなければならないことなどで、午後7時にはお開きとなった。 まだ物足りないという顔もあったが、今回はいつになくスッキリした懇親会だった。
現代霊気ヒーリング協会
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