♪ 2012,9,2 立秋とともに、少し涼しくなったと思われたが、また残暑がぶり返していた。 それでも9月の声を聞くと、少し暑さが和らいできたのが感じられる。これからも、一進一退を繰り返しながら、確実に冬に向かって進んで行く。 京都合宿以来、この1週間はバタバタしていたが、ようやく落ち着いて週末のセミナー準備が出来そうだ。 いつもの月は、セミナー直前まで申し込みやキャンセルがあるが、今月は広い部屋が取れなかったせいで、8日(土)のセミナーは早々と満席になってしまったので、HPに告知した。 再受講は最優先で受付けているので、直前の申込みも多いが、今回のように2週間前に締め切るのは初めてだ。 9日(日)だけであれば、あと3名程度は可能だが、それぞれの都合もあるので振替えることも出来ない。久しぶりに再受講に参加したいと、オーストラリアのカレンさん (GRNA現代霊気ネットワーク・オーストラリアの初代会長) からも連絡があったが、受け入れの余地がなく、通訳の都合もあって11月に延期された。 今月のスケジュールとしては、今週末の土日がセミナー、次の日曜が芦屋交流会、翌週末が東北交流会のため仙台訪問、翌々週の週末がNPOの理事会と臨時総会のため上京、と続く。 10月は最初の土日がセミナー、第2週の週末から家内と出雲大社方面 (出雲・安来・松江など) へ車で私的な旅行、第3週は芦屋交流会を予定している。 ♪ 2012,9,27 8〜9日のセミナー、16日の芦屋交流会は、スケジュールどおりに進行した。 参加されるのは、さまざまな背景をもち、一人ひとりが異なった人生ドラマを抱えた方たちだが、縁のある方、必然性のある方が、集まってこられるのだと思う。 交流会の目的は 「レイキの高い波動の中で、日ごろの緊張やストレスを手離すこと。 レイキに関心のある人たちの相互交流を深めること」 であり、セミナーは 「レイキの本質を理解し、健康と幸福への道として役立てること」 を主目的としている。 今さら言うまでもないことだが、レイキを学ぶのは、特別な能力を身につけることでも、エゴを満足させる方法を知ることでもなく、「安らかで、価値ある人生を歩む」 生き方の実践に他ならない。 東北交流会のため、22日から仙台を訪問した。 24日(月)は、津波に見舞われた海岸一帯を案内してもらったが、 何事もなかったかのように賑わっている仙台の中心地とは異なり、 1年半たっても多くの建物や施設が無残な姿を晒している状況を みて、深く感じるところがあった。 また、表面的には復興しているように見える中心地も、建物内部は大きな亀裂が入ったり、損壊したままになっているところも多いとのことで、災害の爪痕は消えていない。 17年経過しても、まだ後遺症を抱えている阪神大震災の例をみても、根の深さが理解できる。 形あるものだけでなく、精神的な後遺症も残っている。 ヒーリングボランティアの必要性も、不要になることはない。 明28日から、これもスケジュールどおり上京する。 理事会と臨時会員総会が開かれ、ここでNPO現代レイキの会の新体制について、今後の方針が決定される予定だ。 この3月に京都で、大きな国際イベントを成功させたが、その後の動きが停滞しているという指摘を多くの方からいただいている。役員がそれぞれ本業をもっていて、それを一部犠牲にしてのボランティア活動なので、多忙な時期はどうしても停滞が生じる。 これでは困るので、新体制では経験豊富な専任の事務局長がおかれる予定だ。 それと同時に、会員の意識改革も必要となる。 「会費を払っているのだから、会からいろいろな恩典を享受するのは当然だ」 と言う考え方からの脱却である。 それは、 「会員はお客様ではなく、会員自身がレイキによって向上するための学びの場であり、レイキを通じて社会貢献するために、志を共有するレイキ実践者の集いの場である」 という認識である。 ここにもまた、レイキを生き方の実践と捉えるか、エゴを満足させるための手段と捉えるかの、認識の差が現われると思われる。 この方針に賛同できない人もいると思われるし、一時的に会員が減ることも考えられるが、それはそれで良いと思う。大切なのは、会の方針を明示し、それに賛同する人たちが集うことである。 私は名誉顧問の立場なので、会を主導する立場にはないが、今回の上京は、会本来の形に立ち戻る良い機会になると思っている。 また私は、「会員だけが真の現代レイキ実践者である」 という狭い立場を取っていない。 人によって考え方は違い、同じ考えであっても参加できない事情を抱えた人もあるだろうから、それはそれでよい。レイキ実践者は、すべて光の仲間に違いないからだ。 歴史的な背景から、レイキに対する取組み姿勢の違う団体の顧問に名を連ねているところもあるが、基本的には排除しない。その人たちも、何らかの役割を与えられた光の仲間ととらえているからだ。排除しなくても、大きく波長が合わなくなれば、自然に離れて行くものだ。 ただ、私のレイキに関する活動は、月2日間の芦屋セミナーと、第3日曜の芦屋交流会に限定し、あとはすべてNPO現代レイキの会の行事へのサポートに専念している。 現時点では、それが最も重要だと感じているからだ。 NPOは私の行動に干渉しないし、私も年間行事のサポート以外に縛られることはない。 この関係が続く限り、NPOが役割を終えるか、または私の行動が不自由になるまでは、良い形での協力関係が保たれると思っている。