♪ 2012,10,19 7〜8日の芦屋セミナーのあと、12日の朝から車で島根へ向かった。 中国縦貫道が開通しているので、渋滞がなければ出雲大社まで約5時間の行程である。 途中、2ヶ所のドライブインで休息を取りながら、順調に米子市を通過して島根県に入った。 この日は、松江市郊外にある玉造温泉の宍道湖畔に面したホテルに宿泊し、翌朝出雲大社へ参拝する予定だったが、時間が早かったのでこのまま出雲大社へ向かうことにした。 出発したのが午前10時で、到着が午後3時過ぎなので、まずは順調である。 10月は、全国の神々が出雲大社に集まると言われているので、大切なことをお願いするには好都合である(笑) 本殿の前で、型通り二礼四拍手し、次のように祈念した。 《出雲の大社(オオヤシロ)に集い給える八百万(ヤオヨロズ)の神々たち。 霊気の力によって、全宇宙が平和でありますように。生きとし生けるものが幸せでありますように。 私たちを取り巻く環境や、一人ひとりの心が、やすらぎと調和に満ちたものでありますように》 私は、どこの神社仏閣にお詣りしても、これ以外の祈りはしない。 その夜は、宍道湖に面したホテルで美しい夜景を堪能しながら、何度も温泉につかってのんびりした。 翌日(13日)は、松江市内の観光である。 まず松江城に隣接した島根県庁の駐車場に車を止めて、堀川めぐりの遊覧船に乗る。ここは、観光立地を標榜しているだけあって、休日(土日や祝日など)は、どの官公庁も駐車施設を開放して、無料で利用できるようになっている。 遊覧船といっても、13人定員の小舟で、橋げたの低い橋の下を通過するときは屋根が下がってくるため、乗客は腰を曲げ頭を下げてじっとしていなければならない。松江城の堀を約50分にわたって巡るコースだが、堀端には武家屋敷がそのまま保存されていたり、花や水鳥などの風物も楽しませてくれる。 そのあと、松江城散策や、近くにある小泉八雲の居宅なども見学し、安来清水寺に向かう。 安来清水寺は、1400年前に開山されたという古刹で、宿泊した紅葉館という日本旅館は、樹齢800年以上の古木群に囲まれた境内の中にある。 高台にあるため眺望は抜群で、優美な三重の塔や根本堂を眼前に臨むことが出来る。 予約は8畳の部屋ということだったが、この日は予約客が少なかったため、8畳と10畳の部屋が当てられた。 ここは精進料理が有名で、盛り付けも味も素晴しかったが、私には量が多すぎて、食べきることが出来なかった。 この日は灯参道(あかりさんどう)という行事があり、ほのかな灯に照らし出された参道や境内の中を、夜参りの人たちが続々とやってくる。 午後7時から1時間、本堂で天台声明(しょうみょう)とインド楽器(シタール)との演奏があるというので、出かけることにした。 紅葉館から徒歩5分、本堂の最前列に陣取って堪能したが、この位置は大きな賽銭箱を超えて硬貨が何度も飛んで来て、頭や肩を直撃するので、少し席を移動した(笑) 14日(日)は、足立美術館。 ここは、庭園の美しいところで、2003年から9年連続で庭園日本一に選ばれている。 また庭園だけでなく、横山大観、榊原紫峰をはじめとする巨匠たちの作品が多数収蔵されていて、時のたつのを忘れさせる。 午前10時半頃から午後4時頃まで滞在して、心を残しながら松江市に向かった。 午後5時からは、島根駅近くの炉端焼の店の2階で、懇親会が開かれた。 最初は、プライベートな旅行なので黙っていようと思ったのだが、芦屋で学んで帰られたマスターも数人いるので、都合の良い人だけで食事会でもしようということにして、芦屋へ何度も来ているクリアさんに手配を依頼した。 結果的には、地元の島根県のレイキ実践者や、隣の鳥取県のレイキ実践者が約30人集まって、懇親会が開かれることになった。 現代レイキとは別の系統のレイキを学んだ方たちも参加されていたが、海外や国内各地での交流会や懇親会と変ることはなく、楽しい集いになった。 「光の仲間」というつながりが感じられるとともに、山陰の地にもレイキが根付きつつあるのを知って心強いものを感じた。 懇親会に参加された皆さん、ありがとうございました。世界のレイキ実践者の皆さんと一緒に 「健康と幸福の道」を歩んで行きましょう。