Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2008葉月)



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2008,8,1

 今日から8月、夕方から久しぶりに郊外のフローラに来ている。
ここは自宅から車で約1時間のところにあり、自然が多いところなので、日常を離れて休養したいときや、まとまった原稿書きをしたいとき、正月など子供や孫たちが集まるときに使っている。また自宅が狭いので、レイキ関係の各種資料や書籍類、大量のテキストなどを保管する場ともなっている。
 今まではオアシスと書くことが多かったが、長野市飯綱の宮下富実夫さんのスタジオもオアシスであり、この駅前にもオアシスがあり、各所にオアシスの名は多いので、今後はフローラと呼ぶことにした。

 実は、このマンションの名称は 「フローラ松尾台」である。
フローラ(Flora)はラテン語で、ローマ神話の「花と豊穣と春の女神」の名前であるという。ここでちょっと、フローラの位置を紹介しておこう。阪急梅田から宝塚行きに乗り、急行で20分のところに川西能勢口という駅がある。ここで能勢電鉄に乗り換えると、約20分で日生中央駅に着く。(路線案内
 能勢電鉄は、能勢妙見山の参詣路線として1908年に設立されたが、日生ニュータウンの開発に伴い1978年に日生線が開通、日生中央駅(兵庫県川辺郡猪名川町)が誕生した。フローラは、日生中央駅から徒歩8分位のところにある。
 大阪・梅田から直線距離で25km、比較的近距離にありながら、古くからの森林や田園風景を中心とする豊かな環境に恵まれている。近くにダムがあるほか、町内の多田銅銀山が有名で、豊臣秀吉の財宝が埋まっているとされ、全国三大埋蔵金の一つ。財宝の埋蔵量は全国一とされ、TV番組でもとりあげられたほどで、夢のある地域である。

 午前中は芦屋の事務所でセミナー準備をしていたが、食事に出かけるため外に出ると、蝉の声が聞こえてきた。
歩行路にあたる江尻川緑道も、南宮公園も、途切れることなく蝉の大合唱である。陽の当るところは暑いが、ときどき頬をなでて通り過ぎる風の心地よさは格別である。

 先月の「つれづれの記」は、18日まで書いたところで尻切れトンボに終ったが、その後は20日に芦屋交流会、25日から28日まで上京、知人の通夜と葬儀、などがあった。

 25日の上京の日は、午後4時から大手出版社と打合せ、午後10時に脳神経外科クリニックの工藤先生とお会いした。26日は、以前から気になっていたセミナーに参加。

 27日の昼過ぎから、東京ビッグサイトで開催されている 「癒しフェア2008in東京」 に顔を出した。
ここで、2人のヒーラーからダブルセッションを受けてリラックスし、終了後の懇親会(打上げ会)にも参加した。参加者全員が現代レイキのヒーラーだが、初顔合せの人も多く、交流の良い機会となった。
 癒しフェアでは、別のブースで出展していた木脇さん(東京と北海道で活動)のワークショップに、星さんと一緒に参加して、ひとときを楽しんだ。今回も、Chimoky QuartzのCimoさんと今清水さんに、すっかりお世話になってしまった。


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2008,8,14

 立秋を過ぎたとはいえ、8月9日、10日の芦屋セミナーは暑い日だった。
今回は外国からの参加はなかったが、関東・中部・北陸・山陰などからも参加され、新たな学びと交流を楽しんだ。6月からは、NPO現代レイキの会の専門会員であるマスターが、研修の一環として参加されることも多くなった。

 セミナーが終ってまだ4日目だが、走り回っていて自宅にいることが殆どない。
11日の午後は、別のNPOのメンバーが訪ねてきてくれて、夕方まで打合せ。夕方からは、別のメンバーとの打合せで、帰宅して深夜までメールの処理。12日は早朝家を出て、久しぶりに墓参に行った。

 13日は、老人施設にいる叔母を訪問した。
亡父の妹で、年齢は80代の後半だが、まだ矍鑠としていて、父の思い出を中心にした昔話は尽きることがない。昔話といっても、3歳の頃に亡くなった父の記憶など殆どないに等しい私には、相槌の打ちようがなく、私も家内もただ話を聞くだけである。

 16日には帰宅して、17日に開催される芦屋交流会の資料作成を行なう。
交流会が終ると、研修資料を作成して21日に長野入りし、NPOの合宿研修に参加する。24日は研修会の最終日だが、私は早朝出発して、午後3時から神戸ポートピアホテルで挙式する姪の結婚式に出席する。
 そのあとも、引き続きまとまった仕事(原稿書き)が待っているので息が抜けない。

 さらに、スペインレイキ協会が12月にメキシコでの行事を計画しているという、未確認情報が入ってきた。
メキシコには約20名の現代レイキマスターがおり、3年前にスペインで会食したとき 「機会があれば」 と訪問を約束したが、1月にマドリードを訪問したときもメキシコから参加したマスターから同じ話が出ていた。メキシコ行きは、一度具体化しながら時期尚早として見送られた経過もあり、まだ確定ではないが、何となく動きが感じられる。
 いずれにしても、流れがくれば乗って行けばよいだけなので、気が楽である。


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2008,8,19

 17日(日)の芦屋交流会は、36名の参加でスタートした。
盆休みの最終日に当るので、いつもより少なくて当然だが、それでも関東在住の方が旅行の途中に参加されたり、5年ぶりの参加という人もいて、盆休ならではの楽しい交流会となった。

 18日は、合宿研修会で私が担当するワークショップの構想を練り、レジュメを作成してNPO事務局へメール送信。
今回の研修会テーマは 〜自然にかえろう 〜“レイキ再発見” で、初日に、ヒーリングの医療効果を検証するクローバープロジェクト (くどうちあき脳神経外科クリニックでのヒーリング)による脳波測定のDVD鑑賞も組まれている。

 私の担当は2日目の午前中で、初心にかえってレイキを見直すとともに、ふだん出来ないようなレイキの楽しみ方を体験したいと思っているが、さてどうなることか…。まずは、当日のお楽しみというところ。
明日20日に準備して、21日の早朝名古屋経由で長野へ向かう。


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2008,8,27

 21日(木)の午後1時に、長野駅でNPO理事やクローバー・プロジェクトのリーダーたちと合流。
一緒に飯綱高原のオアシスに向かい、打合せや撮影などを行なった。日が暮れると寒さが身にしみるので、夕食時にはストーブを点けることになった。

 22日(金)の午後2時になると、研修参加者が各地から到着して賑やかになった、
オープニング挨拶の後は、宮下富実夫氏が癒しの音楽を多数生み出した自然環境の中で、日ごろの疲れを癒すため、「おもいっきりヒーリング」の時間が組まれており、2時間半にわたって参加者による相互ヒーリングを堪能した。

 小休止の後、「大森の脳神経外科クリニックでレイキヒーリングの経過を脳波測定し、初回は東邦大学医学部、2回目は東京工業大学の専門グループが解析した結果」をもとに、工藤千秋院長が解説されたDVDを全員で視聴した。ヒーリングによって脳波が刻々と変化する様子が確認でき、ヒーラーが近づいただけでヒーリーの脳波が変化するという事実にも驚かされた。

 夕食、入浴と続き、「音楽の夕べ」では宮下リンダさんのクリスタル・ボウル演奏を楽しんだ。
あとは自由時間なので、研修ルーム(メインホール)でDVDを楽しむ人、各地から参集した人たちがサロンで話に花を咲かせるなど、いつの間にか夜が更けて行った。

 23日(土)は、午前7時から自由参加による 「朝のつどい」、いわゆる早朝散歩からスタートした (私は部屋で原稿書きをしていて参加できなかったが、後で聞いたところでは、雨天のため 「ホールでのつどい」 になったようだ)。
朝食後、9時半から12時半までは 〜自然にかえろう〜 “レイキ再発見” というワークショップで、これは私が担当した。
 1.レイキの原点をみつめる瞑想 
 2.レイキの理解を深めるために
 3.レイキを活用して健康になる法則
 4.質疑応答
 5.伝統霊気療法の理解
 6.レイキを楽しむ(ヒーリングの総合実習)
と、盛り沢山のプログラムを組んでいたが、時間不足で質疑応答の時間が取れず、自由時間にさまざまな質問を受けることになった。
 なお、これも時間不足で中途半端に終ったヒーリングの総合実習は、翌日のワークショップで実践していただいたとのことで安心した。

 午後は、定例の現代レイキ交流会。
ここには、地元のレイキ実践者の方たちが多く参加され、関東や中部などで開催したものと同じプログラムで、楽しんでいただいた。司会進行は、地元の長野市で活動しておられる麻田英司マスターが担当された。参加者の多くが、日ごろから現代レイキの技法CDや基本CDを聴いておられるとのことで、親近感を持っていただいた。

 24日(日)の午前中まで研修スケジュールが組まれているが、私は23日夜の懇親会が終ったところで飯綱を後にした。
24日午後3時から、神戸市のポートタワーホテルで挙式する姪(妹の次女)の結婚式に出席するので、23日は長野駅前のホテルに宿泊して24日早朝に出発。名古屋から新幹線で新神戸に向かい、新神戸駅からタクシーで式場へ向かうということになっている。

 ホテルに着いたところ、礼服を持参してくれているはずの家内の姿が見えない。
ロビーで待っていると、「新神戸駅まで迎えに行きましょうか?」 と、のんびりしたメールが入ってきた。「もうホテルに着いて、ロビーで待っている。早く来てくれないと、間に合わなくなる」と返信した。1時間勘違いして、まだ早いと思っていたということだが、ギリギリに間に合ったのは幸いだった。

 昨夜、長野のホテルに着いてから、家内に電話して時間と場所を確認した。
私にはきちんと案内状を読んで教えてくれたのだが、自分の記憶の中には入れていなかったらしい。昨年は、30人くらいの団体旅行で福山へ行くことになっており、張り切って早い時間に家を出て福山駅に着いたが誰もいない。メールで連絡を取ったところ、1日遅れて行ったことが分かった。そのまま1日、どこで時間をつぶしたのか、夕方に皆が帰ってくるのを待ち、初めて合流して満足して帰ってきた。
 最近は、私も物忘れすることが増えたので、他人のことは言えない。



                                      



         海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会