つれづれの記(2011年４月/卯月)

♪　2011,４,1

　今日から４月となった。
近くの公園の桜はまだ蕾だが、開花はそう遠くないだろう。東日本大震災が発生してから３週間経過した。余震は今も続いており、原発事故の先行きもまだ見えないが、人は悲しみを超えて歩き出さなければならない。

　花見酒に浮かれる気にはなれないが、日本全体が活力を失ってはいけない。
このようなときこそ、レイキが役に立ってくれる。海外では、日本全体がダメになったような情報を発信しているメディアもあるというが、この大混乱の中でも略奪や暴動は見られず、泣きわめいたりせず悲しみに耐え、整然として順番を待つ姿に感動したという報道も多い。このような時にこそ、人の品性、国家の品格が問われることになる。

　２日、３日は、大震災後初のセミナーとなる。
４月のセミナーは、東北や関東在住の参加予定者から、キャンセル （受講延期）の連絡が相次いで、今週月曜の時点では５名程度だった。 それでも地元の再受講者や東京、横浜、愛媛、鹿児島と、少しずつ増えて1５名前後になった。　一緒に、現代レイキの原点を見つめなおしたいと思っている。

　４月中旬の国際行事は１年間延期となったが、早くも来春の開催日程について問い合わせがあるという。
また、今回のイベントに参加予定だったマスターたちの一部が、そのまま来日することになった。 現在のところロシヤから８名、フランスとスペインから各１名、計１０名だが、その人たちに次のように対応することにした。

　１７日（日）の午後は、芦屋市民センターで国際交流会。
ロシヤのマスターたちと接する機会は少ないので、貴重な交流会になると思われる。
　１８日（月）は、鞍馬寺参拝。
ウィークデーなので参加できる人は少いかも知れないが、都合のつく方は参加していただきたい。まだ確認できていないが、午前１０時半に叡山電車の出町柳集合ということになるのでは、と思っている。これは確認の上、あらためて案内することにしたい。



♪　2011,４,5

　今月のセミナーは、花冷えの中、20名余り参加された。
震災の影響を受けている関東各地、東京、埼玉、横浜、川崎、鎌倉などから元気な姿で参加されたのは頼もしく、日本の活力を感じた。日が落ちると少々肌寒いが、日中は汗ばむような気温となり、桜も8分咲きといったところだろうか。

　海外のマスターを迎えての行事は、次のように決定した。
◆１７日（日）の午後、国際交流会。
◆１８日（月）は、鞍馬寺参拝。　参加者は、午前１０時半に叡山電車の「出町柳」駅改札前集合 （予約不要）
入山料（拝観料）、ケーブルを利用した場合の料金は各自支払。 また雨具、飲み物、弁当などは各自でご用意を。

　なお20日から3日間、海外マスター対象のセミナーが開催されるが、会場の都合もあり、ボランティア・スタッフ以外は参加できないので、国内マスターの再受講等は通常のセミナー開催時に申し込んでいただくようお願いする。



♪　2011,４,6

　原発事故は中々終息の見通しが立たない中、被災地の人たちは早くも再起に向けて動き始めている。
海外からも、続々と気遣いのメールが届くが、日本全体が壊滅状態にあるような理解をしている人も少なくないようだ。

　ロシヤからの来日が2人に減り、フランス、スペイン各1人、計4人の来日が確定した。
17日は、国際交流会でなく、海外のマスターを迎えて通常の交流会を開催することにした。　18日の鞍馬参拝は、予定どおり実施する。




１７日（日）の国際交流会
１７日（日）の国際交流会

♪　2011,４,24

　今日は統一地方選挙後半の投票日、当地では芦屋市長と市会議員の選挙が行われる。
17日から、国際交流会、鞍馬登山、海外マスターの特別セミナーと続いたが、一連の行事は終了し、海外のマスターは昨日帰国されたので、少しほっとしている状態。 　
午前中に投票を済ませて、午後から他のマスターが主催する交流会に顔を出してみようかと思っている。

　交流会は参加者50名、たまたま日本滞在中のアメリカ在住のレイキ実践者や、ウクライナの留学生も参加された。
埼玉や香川からの参加者もあり、白木屋での懇親会は24名で各国語が飛び交い、盛り上がった。
　18日(月)の鞍馬登山は、ウイークデーのため15名と少数だったが、登山中は天気予報にあった降雨もなく、山門前の茶店で食事をしているうちに降り始めた。精進料理を前にして、ロシヤの2人の下山を待っていたが、いつまで待っても姿を見せず、道に迷ったのではないかと案じられたが（迷うところはあまりないのだが）、撮影に夢中になっているうちに貴船側へ降りてしまい、そのままホテルへ帰ったことが判明した。

　ロシヤの現代レイキスクールでは、すでに100人以上の現代レイキマスターが誕生しているとのこと。
11月上旬にロシヤを訪問するよう何度も要請されたが、10月上旬にデンマーク、引き続き下旬にイタリア訪問が予定されており、帰国早々の訪問は厳しいものがあり、また−20℃の11月のロシヤ行きは、寒さに強くない私としては何としても避けたいので、強くお断りした。外国の人に対しては、婉曲な断り方は通じないようで、ここでも一つの気づきが与えられた(笑)。

１８日（月）の鞍馬登山