Gendai Reiki Forum

つれづれの記(2011年12月/師走)


 2011,12,1

 今日から師走に入った。
 例年、8月後半に開催されることが多かった合宿研修会は、3月の東日本大震災から各種の行事日程が大きく狂い、また9月〜10月は海外訪問などがあって、晩秋の11月19日〜21日に奈良県の天河神社で開催された。
天河神社は日本有数のパワースポットとして知られており、参加を楽しみにしている人も多かったが、台風12号は甚大な被害をもたらし、直前まで開催が危ぶまれていた。

 様々な方たちの協力や厚意のもとに、合宿は実現したが、宿泊施設の復旧が遅れて29名で締め切られた。
 関西の他に東北、関東、中部、北陸、四国、九州などから参加者があり、清々しいエネルギーの場の中で、3日間の研鑽と交流を楽しんだ。ここは、「行きたいと思って計画していても、御祭神から呼ばれなければ行くことが出来ない」といわれているが、2日間にわたって宮司さんと親しく触れ合うことが出来たこと、岡野弘幹さんの演奏で魂の洗われる感覚があったなど、「よかった、また参加したい」という感想を数人からいただいた。

 帰宅後は、九州交流会に出かけるまでに、懸案の公式 テキスト作成を少しでも進捗させたいと、この10日間はそれだけに専念した。殆ど徹夜の連続だったと言ってよい。そして、今日の夕方になって、レベル3がようやく完成した。
 レベル4はすでに完成しているので、あとはレベル1〜2だけとなった。

 誤解のないように書いておくが、現在使用しているエッセンシャル版は、最新の認識を反映しているので、来年4月頃までは使用することにしている。だから、完成したと言っても、すぐに印刷して使用するわけではない。
 公式テキストを頒布できる時点で、現在使用中のエッセンシャル版テキストが5冊以上残っていれば、下取りすることにしているので、安心してほしい。

 九州交流会のため、明日(2日)から6日まで不在となる。
3日(土)は福岡、4日(日)は鹿児島で、皆さんとの再会が楽しみである。
 5日(月)は鹿児島のマスターが、弊立神宮、高千穂神社などを案内して下さるというので、これも楽しみにしている。その日の夜は高千穂神社の神楽を拝観してから現地のホテルに宿泊、6日(火)の早朝はご来光を拝んでから下山し、
新八代から帰路につく予定。




 高千穂国見ヶ丘から望む雲海と日の出

 2011,12,16

 年内も、残り半月となった。
 天河神社合宿から帰宅して以来、徹夜状態が続いていたが、九州での5日間で生気を取り戻した。
といっても、それほど疲れ切っていたわけではないが、福岡・鹿児島の交流会や懇親会を通じて、多くの方たちと触れ合うことが出来て有意義だった。

 鹿児島交流会の翌朝、新八代駅で合流して、同行者6人で弊立神宮へ向かった。
弊立神宮は思ったより質素な建物で、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな場所にあった。神漏岐命・神漏美命・大宇宙大和神・大御中主大神・天照大御神など、古事記や日本書紀にも出てくる神々が祀られていて興味深い。
 本殿の左に、奥に抜ける道があり、右や左にくねっている階段を下りると東御手洗社があり、清水がこんこんと湧いていて東御手洗池 (水玉の池) に流れ込んでいる。この池は、八大龍王が鎮まる所とされている。

 天照大御神が天岩戸 (洞窟) に隠れて世界が暗黒になったと言われ、その岩戸をご神体とする天岩戸神社。
天岩戸は山の中腹にあって雑木に覆われ、誰も近づくことはできないが、渓谷越しに黒い洞窟を見ることが出来る。
 対策を協議するために八百万の神々が集まり、会議を開いたとされる天安河原は、夕日が帯のようになって川に降り注ぎ、いつまで見ても飽きることがない。夜は高千穂神社の神楽 (岩戸神楽) を堪能し、高千穂のホテルへ宿泊した。

 6日(火)は午前5時に起床、国見ケ丘から180度の視界一杯に広がる雲海と、神々しいご来光を拝み、高千穂神社・荒立神社などへ参拝してから帰路についた。

 5日間の不在でまたメールが滞り、雑用も重なって、あっという間に数日が経過した。
12日は、NPO現代レイキの会と縁のあるミージシャンの岡野弘幹さんのプロデュースによる、古事記をテーマにした「神代音絵巻―むすひ―」の公演と、第2部として宮中音楽の東儀秀樹ファミリーによる笙の演奏会があり、四国の高松へ行って来た。参加者は1,400人ということだったが、現地の現代レイキマスターと会うことが出来た。どこへ行っても、レイキ関係者と会えるのは嬉しいことだ。

 翌日は栗林公園と、イサム・ノグチ庭園美術館を鑑賞し、車で深夜の帰宅になった。
家内と、家内の友人夫妻と同行したが、庭園美術館では田口さん夫妻と合流し、イサム・ノグチ日本財団の和泉正敏理事長にお会いすることが出来た。和泉理事長は、かつてイサム・ノグチの制作パートナーであり、ご自身も高名な石の彫刻家である。

 18日(日)が芦屋交流会、23日(祝)〜24日(土)がセミナーで、これで年内の行事はすべて終了する。
しかし、新しいテキスト作りで正月休みはなくなる予定で、いつになっても楽しみの種は尽きない。




                                  


       海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会