♪ 2010,11,2 11月2日は私の誕生日だが、いつもと同じように動き回っていて、とくに変わったことはない。 しかし、今までの誕生日と異るのは、今日から後期高齢者になるらしいということだ。 今まで気にかけたことはなかったが、前回70歳を迎えてから運転免許証の更新手続きに行ったとき、 「今後は高齢者講習の受講が義務付けられること」「免許証の有効期間が1年ずつ短縮されること」 を知った。 さらに今月、免許証の更新時期を迎えるが、今回から高齢者講習の前に、講習予備検査(認知機能検査)が加わっている。 また先日、芦屋市から 「後期高齢者医療保険者証」 が届いた。といっても、一部負担金は3割となっているので、従来と変わるところはない。 私はこの機会に、運転免許証を返上しようと考えた。 しかし、身分証明として便利なので更新した方が良いと周囲が勧めることと、車好きの家内が近々エコカーに乗り換えることになり、車の所有者をゴールド免許の私名義にする方が自動車保険料が安いからと説得されて、渋々更新することになった。 インターネットで調べてみると、「高齢者とは、成人で一定以上の年齢の人」とある。 さらに、「子を育て上げ、職業生活から引退して社会の第一線から退き、肉体が衰えて死に至るまでのヒトのことを意味する。近年は特に行政用語としては“老人”の語を避けて、高齢者と呼ぶことがある」と解説されている。 因みに、国連の世界保健機関 (WHO) の定義では、65歳以上の人が高齢者で、そのうちの65〜74歳が前期高齢者、75歳以上が後期高齢者、85歳以上を末期高齢者という。また人口の年齢構造では、14歳以下が年少人口、15〜64歳が生産年齢人口(現役世代)、65歳以上を高齢人口という。 最近は、何か分らないことがあるとインターネットで調べることが習慣となっている。 しかし、後期高齢者のことをいくら詳しく知っても仕方がないので、これでよしということにした。85歳以上を末期高齢者と呼ぶことは初めて知ったが、呼び名はどうであれ、90歳を過ぎて社会の第一線で活動されている人は少なくない。 私は以前から、10歳年上の人を目標にする癖があり、現在では85歳を過ぎて矍鑠と活動されている人を見ると、何となく心強いものを感じて嬉しくなる。私もこの人のように、生かされている時間があり、役割が残っているなら、最後まで活動を続けたいものと思う。 サムエル・ウルマンの「青春とは」の詩を思い出す。 青春とは人生のある期間をいうのではなく 心の様相をいうのだ(中略) 人は信念とともに若く 疑惑とともに老いる 人は自信とともに若く 恐怖とともに老いる 希望ある限り若く 失望とともに老い朽ちる 早朝、というよりも2日に日付が変わってすぐ、大阪にいる高校3年生の孫娘からメールが届いた。 私の最初の本「癒しの現代霊気法」の中で、基本12ポジションのモデルになっている女の子である。 誕生日おめでとう これからも仕事とか頑張って(*^o^*) いつまでも元気なじいちゃんでおってね じいちゃんだいすき 本といえば、講談社から 「実践レイキヒーリング入門」 の第4版が10月15日に発売された。 多くの皆さんに受け入れられたお陰で、厚くお礼申し上げる。 ♪ 2010,11,19 11月6日に、静岡県西焼津市へ行った。 翌7日(日)に東海交流会が、西焼津グランドホテルで開催されるためだ。今回の交流会の世話役は、地元のマスターである岬直美さんが担当し、NPOからは副会長の藤田 (ちも) さんが参加とのこと。 6日の夜は、岬さん主催の合宿研修会に参加していた人たちが、誕生会を開催してくれた。初対面の人も多かったが、光の仲間たちなのですぐ打ち解けて、ワインとともに話も弾んだ。 翌日の交流会は、子供を含めてちょうど60名。子供たちが賑やかだったが、終始楽しい雰囲気で進行した。 13日(土)と14日(日)は、芦屋セミナー。 アルゼンチンからの2人のマスターをはじめ、関東、中部、北陸、四国、中国などから参加者があって、久しぶりに30名を超えた。 定期的な再受講参加者が増えたのも、心強い。 アルゼンチンから、40時間かけて来日した2人の若いマスターは、レイキに取り組む真摯な姿勢が多くの参加者に感銘を与えた。 今回のセミナーでは、修正後のテキスト (エッセンシャル版) を初めて配布した。 現代霊気法のテキストは1,995年頃に作成し、最初は 「正規テキスト」 と、それを抜粋して簡略化した 「エッセンス版」 が使用されていた。 私も 「セミナーはエッセンス版を使用、大切な個所は正規テキストを参照」 というやり方だった。 2,000年11月にURRI (臼井レイキ療法インターナショナル) が京都で開催され、そこに参加した海外のマスターのうち約20名から 「現代霊気法を学んで帰りたい」 という希望があり、急遽芦屋でセミナーを行うことになった。テキストは日本語だけなので、英訳作業が必要となったが、時間がないためエッセンス版を数人で手分けして英訳した。しかし翻訳するのはエッセンス版だけで、正規テキストと参照は出来ないので 「正規版の中の重要な個所はエッセンス版に取り入れ、それを翻訳する」 ことにした。 それ以来、「海外ではエッセンス版、国内では正規版とエッセンス版」 という状態が続いていたが、一本化の必要性を感じてエッセンス版を 「エッセンシャル版」 に改め、これを世界共通テキストとした。 それに伴い、従来の正規テキストは廃版としたが、残してほしいという声も多かったので 「自習用」 として日本語のものだけが存在していた。 最初は問題なかったが、時間が経つにつれてエッセンシャル版を修正する必要性を感じるようになった。 どの分野でも同じだと思うが、10年も同じものを使っていると古くなる。当時は曖昧であったことも、真実が判明することもあり、認識の深まりにより見えてくることもある。当時は遠慮して明確に表現できなかったことが、いまや問題がなくなったこともある。しかし、海外で同じものを使用しているので、日本語だけを修正すれば混乱が生じることになる。いろいろ考えた末、テキストはそのままにして、レジュメや補助資料で修正することにし、現在はカラースライドで行っている。 しかし本来は、テキストそのものを、最新の認識に沿ったものにすべきだと思う。 そこで、来年4月にGRNインターナショナル・キックオフ・ミ−ティングが京都で開催され、世界各地から現代レイキマスターが参集する時期までに、修正を完了したいと考えた。そしてこの9月〜11月で、必要個所を修正したものが完成した。 これで、当面の問題は解消した。 といっても、エッセンシャル版の修正は完了したが、自習用はそのままなので、若干ニュアンスの違いが発生している。 そこで、自習用は在庫限りで廃止することにした。自習用はページ数が多く、詳しく記述しているのでこれを使用しているマスターもいるが、渡す場合は 「エッセンシャル版の内容と異なる個所があれば、エッセンシャル版の記述を中心にして理解するように」 と説明してほしい。 これを決定版として海外のマスターに提供するか、さらに検討を加えるかは次の課題となる。 なお、現代霊気法であれば、どこで学んでも同じテキストであるべきという意見も多く、今後はPDFファイルの提供は取りやめることになった。 自習用が完全廃止となった時点で、セミナーに使用するテキストは 「印刷製本されたものを購入して使用するか」 または 「一式購入してコピーして使用するか」のいずれかとなる。いずれにせよ、出来るだけ早く、修正後の(最新の認識に基づく)エッセンシャル版に切り替えるよう、検討をお願いしたい。