つれづれの記(2010年1月/睦月)
新年、明けましておめでとうございます。
年末から新年にかけて、各地で大雪や強風など大荒れの天候と伝えられていますが、天候には関係なく、
穏やかな1年になることを祈念しています。
天候は人の力で左右できませんが、人の関わる世界 (政治、経済など) は、人の心が相互に影響し合って織りなす作品です。人の心は、調和の方向にも、破壊の方向にも向けることができます。
私たちは、レイキとの響き合いによって意識を高め、素晴しい作品の完成に向かって協力する光の仲間たちとともに、調和ある社会の実現に向かって歩んで参ります。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2010年(平成22年)元旦
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2010,1,9
3日(日)の午後、大阪大国町(浪速区)で開催された現代レイキ交流会に顔を出した。
ここは私の主催ではないが、すでに10年以上続いているいわば現代レイキ交流会の老舗であり、毎年最初の日曜日に開催することが恒例になっている。まだ世間が動き出していないこの時期に、他の行事に先駆けて行われるので、子供や孫たちの相手は家内に任せて、いつも参加することにしており、これが新しい年のスタートとなる。
5日はスタッフの誘いで何年ぶりかの初詣をし、9日は孫たちが来て近くの西宮戎神社 (宵えびす) へ参拝した。
レイキの恩恵によって、宇宙からすでに必要なものは十分に与えられ、また与え続けられていると実感している私としては、どこかにお参りして福を授けて欲しいなどとお願いするつもりは全くないので、黒住宗忠が教えたように
「御祭神様の益々のご開運をお祈り申し上げます」とだけお祈りした。 神々(スピリット) には、宇宙から与えられたそれぞれの役割がある。その方たちが、不運な状態であっては仕方がない。自ら開運され、地上に愛と調和をもたらされるよう、祈らずにはいられない。
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2010,1,10
イタリアのトリエステで開催される大きな国際イベント「命の輪」は、あと2月余に迫ってきた。
私は3月17日に関空を出発し、31日に帰国する予定で、行事としては次の日程が予定されている。
・3/20(土)〜3/21(日) マスターセミナー
・3/22(月)〜3/23(火) トリエステ近郊の観光
・3/24(土) 現代レイキ・国際ミ-ティング
・3/25(木)〜3/28(日) 国際イベント「命の輪」
24日の国際ミ-ティングでは、各地の現代レイキ関係者が集まり、各国のレイキ事情や、自らの実践体験をシェアすることになっている。日本からも約10人の参加が見込まれており、海外の皆さんとの交流を楽しみにしている。
なお、参加を検討されている方は、「命の輪」の入場券購入が2月20日で締め切られるので、ご注意いただきたい。
元旦に、今回の一連のイベントを企画・運営する現代レイキ・イタリアの代表パオロ氏から、次のような年頭の挨拶が届いているので、紹介する。(翻訳は、香川在住の現代レイマスター・竹森美加さん)
よき2010年を! 親愛なる友である皆様へ
昨夜で第一年目が終了した当現代レイキイタリア協会のように、初めからレイキ界の複雑さに阻まれて強固にさせられた団体もないでしょう。
2009年の初めに、ある人々は私たちの重大な計画に大きく共鳴し、援助を申し出てくれました。しかし共に歩むこの機会を残念ながら、歓迎しなかった人々にも私たちは敬意を送ります。
本年の私たちの第一の感謝は、教育(セミナー)分野です。私たちの教師が粘り強い献身と寛容を示しながら、セミナーを通して新しい友人と出会い、知り合い、 一つとなる事を提供しました。全セミナーや例会参加者が現代イタリアをふさわしい形へと導いてくれました。全員がめいっぱいのレベルで従事する豊かな出来事の年でした。
私たちは感謝します。長い拘束を強いるインターネットサイトに携わる人へ、不屈の協力者である尊い日本の友人たちへ、瞑想を重ねて、官僚へ団体の資金援助
交渉の責任を負ってくれた人へ、時間をさいてサイト内容を正確に修正してくれた人へ、いつも影から祈りで支えてくれる人へ、難しい状況の中、外国とのコン
タクトに従事してくれた人へ、微笑みながら10時間以上のガイドをしてくれる人へ、疲れも知らずに電話応対してくれる人へ、まさに生命の存在が示してくれ
ているようです。この並外れて生かされた(あっという間に過ぎた)2009年の皆さん全員とその皆さんの行為に私たちは感謝します。
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2010,1,20
今日20日は、暦の上で最も寒い日とされる 「大寒」 に当たる。
しかし日中は汗ばむほど暖かく、地域によっては3月下旬から4月中旬の気温で、「大宰府天満宮の梅ほころぶ」 というニュースも入ってきた。芦屋は夜に入って雨となった。寒い日であれば、雪になっていたかもしれない。しかしこの暖かさも長くは続かず、厳しい寒さに戻るという。大寒から立春に向けて、寒暖を繰り返しながら確実に春への歩みが続く。
16日(土)と17日(日)に、今年最初のセミナーを開催した。
初日は、耐震工事が終わったばかりの芦屋市民センター別館講義室。 本館はまだ工事中で、3月末に完了の予定。
2日目は、すぐ近くにある芦屋商工会館の2階会議室。前日の講義室は窓がなく照明だけが頼りだったが、商工会館は西側全面が窓で、眼下に公園、その向こうに芦屋川が臨める好立地である。
参加者は、オーストラリアから一時帰国したマスターや、関東・中部・中国地区からの再受講者を含めて約30名。
中には10年ぶり、6年ぶりとなる再受講者や、10月から受付連絡などを手伝ってくれている愛美さんなどの顔も見えて、初春にふさわしい、爽やかなレイキ波動の場を共有した。
初日、2日目とも、「光の祈りと瞑想」からスタートした。
とくに2日目は、阪神淡路大震災の15周年当日に当るので、全員で犠牲者の方たちに黙祷を捧げ、レイキの光を送ってからセミナーを開始した。15年経っても、まだ大震災の傷あとは随所に残っている。
この日に、この地へ集まって学びを進めることも、何かの縁に相違ないと思われる。