つれづれの記

つれづれの記(2008霜月)

　♪ 2008,11,11

　さきほど、倉敷から帰ってきた。
先月の広島同窓会で旧交を温めたが、どうしても名前と顔が一致しない人がいた反面、50年前の思い出が復活した人たちが何人かいる。その中の一人で、当時からウマの合っていたM君が、現在倉敷に住んでおり、同窓会の模様を収録したDVDを送ってくれるとともに、「菊花展の出品準備で忙しくしています。１１月１５日まで開催しますので、都合がつけば見に来てください」というメールがあった。

　原稿の完成が遅れ、先月の同窓会の前に倉敷へ立ち寄る予定が消えたので、１泊２日で出かけることにした。
２日間の芦屋セミナーを終えた翌日だったが、ほとんど疲れは感じないので、午前中は新神戸駅近くのホテルで打合せを済ませ、正午過ぎの新幹線で倉敷へ向かった。

　倉敷駅まで、車で迎えに来てくれたので、それに同乗して菊花展の会場へ行く。
市役所の敷地内にある公園に、菊花展の特設会場が設けられている。菊について、ほとんど知識のない私だが、あらためてその素晴らしさを発見するとともに、Ｍ君の造詣の深さに感心した。

　地元の同好者たちのために菊づくりの講座が開かれているというが、彼も講師の一人として指導に当っているそうで、会場を巡りながら私に解説してくれていると、いつの間にか顔見知りの人が近づいてくる。
　その人たちの様々な質問に、丁寧に答えている姿を見ていると、現役生活を卒業して、新しいものに生き生きと取り組んでいる様子が感じられて嬉しくなった。菊づくりのほかにカメラの趣味があり、DVDの編集なども楽しんでいるそうだ。
　
　月曜日のため、美観地区もシャッターを下ろしている店が多く、観光バスもほとんど見かけなかったが、その中のポイントを一通り案内してくれた。数年前に胃がんの手術をしたそうで、一緒に飲めないのは残念だったが、水島国際ホテルまで送ってくれて、再会を約して別れを告げた。

　　　　

　♪ 2008,11,20

　明日上京し、出版社でスタッフと打合せして、明後日は静岡の交流会に参加する。
このあと、27日はNPO主催の大阪交流会
28日は徳島へ行き、一泊して29日の徳島交流会
終了後は香川へ移動して30日の香川交流会
帰宅は12月1日の夜になる予定。

　続いて12月5日に上京、6日(土)の関東交流会に参加する。
実はこの翌日（7日）に、成田空港からメキシコへ発つ予定だったが、アメリカ発の金融危機の影響で中止になったので、ともかくホッとしている。12月はセミナーを行わない予定だったが、13日(土)～14日(日)に開催することにした。

　セミナーといえば、「参加者が30名を切ったら、セミナーを終了する」と私が発表したそうで、数人のマスターから問合せがあって驚いている。ホームページと交流会資料に日程を発表しているだけで、まったくPRしない私が、毎月のセミナーに30名以上参加することなど期待するはずはない。

　最初の問合せのメールは、菊花展のため倉敷滞在中に入ってきた。
関西の方で、マスター特別コースの受講を検討中だったそうで、「先日私の先生から、もうアチューメントをされないことになったと聞きました。おやめになられたのですか？もしまだ先のことであれば、いつまでされるのですか？それまでに研修会に参加できればと思っております」ということなので、折り返し返信した。
　
　どこからの情報か知りませんが、セミナーでレイキを伝えることは私の役割としてやっており、すでに学んでいただいた多くの方にフォローする責任もあります。したがって、元気で活動できる間は、中止することはありませんし、やめると言ったこともありませんので、完全な間違い情報です。そのうち、亡くなったと言われるかも知れませんね。（笑）

　以前にも、九州で「臼井霊気療法学会を除名された」というニセ情報が流され、つれづれの記に紹介して大笑いしたことがあったが、この間違い情報はどこからだろうと思っていたところ、相次いで4人のマスターから問合せがあって判明した。出所は、先月私が書いた「つれづれの記」である。

　よく読んでもらいたいが、10月24日の「つれづれの記」に次のように書いている。
　【交流会会場として確保できたのは、3室ある大部屋の中で最小の室だったので、参加者が少ないと予想していたが、私を含めて29名だった。多ければよいというものではないが、30名を切ったのは何年ぶりか記憶にない。
　芦屋で10年以上継続しているが、現在は多くのマスターが各地で交流会や実践会を開催しており、気軽に参加できるところも多いので、会場確保に毎月苦労していることもあり、そろそろ私の役割は終りにしたいと思っている（以前から、3ヶ月連続で30名を切れば終了と決めている）。交流会は、NPOと他のマスターにお任せしても、まだまだ私がしなければならないことは残っている。これは、今後の検討課題としておきたい。】
　説明するまでもないが、これは交流会のことであって、セミナーにはまったく触れていない。

　これを読んだ人が、「30名に満たない月が3ヶ月連続すればセミナーは終了する」とカン違いして、「セミナーを中止することになった」と他の人に伝えたものらしい。
　問合せのあった殆どのマスターは、「やめられたそうですが」「やめる予定と聞きましたが」と伝聞形式になっていたが、中には「HPに3ヶ月連続して30名を切ったら、セミナーを中止すると書いてありましたが」という方もいるので、つれづれの記を読んでそのように理解した人もいるようだ。

　ところで、今月16日の交流会は31名だった。（笑）
マイクを回したとき、わざわざ千葉県から参加されたマスターが、「やめてほしくないので、子供をつれて参加しました」というコメントもあって恐縮した。
　「役割りが終ったと自分で判断したら、その時点で発表すればよいことなので、よけいなことを書くものではないな」と反省させられた一幕だった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現代霊気ヒーリング協会