つれづれの記(2006葉月)
♪ 2006,8,9
暦の上では今日が立秋とのことだが、連日の猛暑に見舞われている。
日本近海に、台風7号、8号、9号が相次いで発生したとのことで、これで少しは涼しくなるかもしれないが、毎回台風の接近で大きな被害をもたらすので、手放しで歓迎するわけにもいかない。
「NPO法人現代レイキの会」主催の特別交流会が、長野市 飯綱高原のオアシス(宮下富実夫氏のゲストハウス)で、4日〜6日の3日間にわたって開催された。日によって参加者が増減し、15名から20名という少人数だったが、それだけに内容の濃い集いとなった。
「夏の特別交流会」 となっているが、関東や芦屋などで実施しているような、通常のプログラムによる交流会は2日目の午後だけで、それ以外は3日間とも異ったレイキヒーリングが体験でき、ヒーリングでの気づきや、レイキを再認識するためのワークショップも組まれていた。
また、オアシスの高い波動の中で、宮下リンダさん(富実夫氏夫人)の話を聞き、彼女の演奏するクリスタルボウルの響きを全身で受け止めて、深いリラックスを味わうことができた。
オアシスに宿泊した人たちは、1日目の夕食後と、2日目の懇親会後は食堂に集まり、地元のワインを味わいながら、いつ果てるともなく楽しい会話に花を咲かせた。
♪ 2006,8,15
6日の夜、飯綱高原から帰宅したところ、中学2年生の孫がバレーボール部の友達を連れて遊びに来ていた。
孫は身長154cmになったというが、家に来たグループの中では一番背が低い。いずれも女の子だが、一番背の高い子は167cmだという。食事に連れて行ったが、遠慮しているのかどの子もあまり話をせず、食欲も思ったほどではない。
何か聞いても殆ど意思表示せず、得意の駄洒落にも反応してくれない。それでいて、別に楽しくないとか、気詰まりだということでもないようだ。
交流会で皆さんのアイドルとなっている和歌山の小梅ちゃんは、いつでも打てば響くという感じなので、すこし勝手が違ってしまった。 「初対面の女子中学生と、気軽に会話が出来るようになること」
が、当面の課題として浮上した感じだ (というほどのことでもないが)。
12日に、家内と長男夫婦の4人で、大台ケ原へ出かけた。
車で午前3時に出発し、約3時間で到着。 ここは標高約1,600m、日本一雨がよく降るところで、世界でもトップクラスの雨量という。 どのシーズンであっても、グループで登山して雨に遭わなかったら、そのグループはよほど日頃の行いが良いという証明になるそうだ。
頂上で見る朝日は、神秘的かつ感動的である。空はあくまでも青く晴れ渡り、この天候なら雨に遭うことはないと思われた。
ベンチで、持参した簡単な朝食を済ませ、しばらく近くを散策してから、いくつかの山頂を目指してスタートする。
「登り、下りとも、急峻につきご注意ください」 という立札を横目に歩き始めるが、比較的平坦な道が続き、大したことはないようだ。 しかし、途中から予想以上に険しい山道に入り、滑落の危険を感じる箇所もあって、てこずることになった。
ここは初級から中級者まで、いくつかの山歩きコースがあり、さらに大台ケ原から大杉谷への上級者コースも待ち構えている。道を外れて遭難することも珍しくはない。
初級者は、最初の峰に到着したところで同じ道を引き返すという選択もあるが、私たちは中級者の道を選び、曲がりなりにも18.4kmを踏破した。
午前6時半から正午までの5時間半、息も絶え絶えという感じで、ようやく出発地点に辿り着いたが、朝と同じベンチで昼食をとろうとしたとき、目の前に観光バスが入ってきて停車した。それと同時に、一天にわかにかき曇り、ポツリと冷たい雨が落ちて来た。今までの晴天が嘘のような変りように驚いていると、「どうやら、観光バスの乗客の中に、心がけの悪い人がいるらしい」
と、近くのベンチに座っていた誰かが言う。
慌てて車に乗り込んだ途端、凄まじいばかりの集中豪雨に見舞われた。ぴかっと稲妻が走ったかと思うと、すぐに大きな雷鳴が轟き、バリバリと音を立てて大粒の氷が降ってきた。今にも車のガラスが破れるのではないかと思われる勢いである。ここの標識には、「落雷は空からだけでなく、横からも下からも発生する」
と解説されている。車に帰るのがあと10分遅れていたら、間違いなく雨と雷と氷に直撃されていた。
雨が小降りになるのを待って、車を走らせて山を下り、約1時間のところにある上北山温泉で疲れを癒すことにした。
ここは透明な炭酸泉で、滑らかな肌の感触が心地よい。室内と露天を往復したり、疲れた足を揉みほぐしたりして約2時間を過ごすうち、すっかり元気を取り戻した。
レストランで食事をしようとしたところ、先ほど落雷があって付近一帯が停電になり、食事が作れないという。自動販売機も作動していない。しかも、私たちの入浴中は何ともなかったのに、今は給湯がストップし、湯の循環が止まって入浴も出来ない状態だというので、これ以上の長居は無用と上北山温泉を後にした。
このあと、別荘地として知られている青山高原を散策し、発電用の風車が集まっている津市郊外の山岳地帯を見学して帰路に着いた。
ここ数年、殆ど変化のない日常の中にいたが、久しぶりに目を覚まさせてくれるような1日ではあった。
♪ 2006,8,21
昨日の芦屋レイキ交流会は、私を含めて参加者がちょうど50名。そのうち21名が新規参加者で、レイキが普及しつつあることを実感する。
もちろん関西地区 (大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、三重) の参加者が多いが、北海道上富良野の吉田由紀子マスターからレイキを学んでいる旭川医大4年生、下関のマスター、いま売り出しの紀の国グループなどの顔も見える。
さらに、期せずして2人の若い美女が和服姿で現われ、いつになく華やいだ交流会となった。
今回は、猛暑のため疲れを蓄積している人も多いと思われるので、いつもの発霊法を省略して、その時間をヒーリング実践に当てることにした。しかし、「参加者のひとこと」
で予想以上の時間を費やし、ヒーリングは交流会終了後の自主実践に委ねることになった。
予定したヒーリングは時間がなくて見送ったが、交流会は本来 何をしなければならないということはなく、「高い癒しの波動の場の中で自然治癒力を高めること」
「系統を超えてレイキ関係者と交流すること」 を目的としているので、これはこれで良かったと言えるだろう。
現代霊気ヒーリング協会