♪　2005,10,6

　10月のセミナーが終わった。
次のセミナーは12月上旬なので、１ヶ月のブランクが生じるためか、いつもに比べて参加者が多かった。　とくにレベル３は、25名定員の室に入りきらず、急遽広い室に振り替えて凌ぐことになった。
　それにしても今回は、４組の夫婦、２人の医師、５人の外国マスター（オーストラリア２人、台湾２人、チリ１人）の参加で、記録づくめだった。

　台湾のマスターから、「臺灣靈氣文化研究会」の会報誌をもらった。2005年秋号で、第２号とあるからまだ新しい。
題名は「靈秀の氣」、何となく爽やかなイメージである。Ａ５版36ページの上質紙で、表紙裏の鞍馬のカラー写真が美しい。いわゆる旧字体の漢字ばかりだが、文字を追っていくと意味が分かるので楽しい。

　毎月、再受講の方が多いが、最近はとくに、レベル３に何度も参加される方が多くなった。
レベル１〜２は、山登りでいえば 「登山口から五合目まで」 に相当し、レベル３は頂上（安らかで豊かな人生の構築）をめざして歩み始めることになり、レイキの本質部分といってよいが、このレベルに、繰り返し参加される方が増えたことは喜ばしい。

　さきほど、パリから往復のエアチケットが届いた。
参加申込者が100人に達したので、一応締め切ったということで、海外のレイキ実践者の関心の高さが伝わってくる。
　まだ、資料の一部が完成していないが、遅くなるほど翻訳の人に負担がかかるので、２、３日のうちに残りを完成させなければならない。

　新しい本は印刷所に回っており、進捗は順調とのことだが、16日の芦屋交流会に間に合うかどうかは微妙。
カラーページは、印刷後の乾燥に時間がかかるようだが、関東交流会までには間違いなく完成の見込み。
　今後のスケジュールは、14日に岡本佳織さんのソプラノリサイタル（銀座王子ホール）のため上京、15日に帰宅。16日に芦屋交流会。23日の関東現代レイキ交流会のため、22日から24日まで上京。11月２日に関空出発となる。


♪　2005,10,18

　予定どおり14日の朝、家内とともに上京した。
リサイタルは午後7時からなので、銀座のホテルにチェックインし、夕方までの時間をのんびりと過ごした。会場まで徒歩数分のところなので、午後6時を回ってからホテルを後にした。金曜日の夜なので、銀座の人通りは多い。

　会場では、数人の現代レイキマスターと出会った。
本当にお久しぶりという顔もあり、元気で活動しておられるのを知って安心した。
　岡本さんのソプラノは、永年精進しておられるので当然といえば当然だろうが、本当に素晴らしかった。どこがどうだという専門的な表現はできないが、チャクラとの高い共鳴を感じ、 「心から癒された」 という一語に尽きる。家内は、「パンフレットの写真をみて、少し冷たい感じの人かと思っていたが、実際にはとても温かい雰囲気を持った人なので、いっぺんにファンになってしまった」 という感想だった。

　翌15日の夕刻に帰宅し、翌日の交流会資料の作成にとりかかる。
「出版社に無理をお願いしているので、今日中か、または明日の午前中に新しい著書が届けば、交流会に持参できる」と思いながら作業をしているが、なかなか配達されない。夜になり、明日の交流会には間に合わないかなと思ったとき、運送会社から連絡が入った。　翌朝、届いたばかりの本にサインして、交流会場へ持参する。
　マスター紹介掲載の方には、月曜日から順次発送されるので、来週の前半には届く予定。また、一般書店への配本は取次店を経由するため、月末頃になるかも知れないという。

　交流会は約40名の参加で、いつもとは様子が違う講義室だったが、和歌山県田辺市から参加した下田カンパニーの皆さんが、場を盛り上げてくれた。メンバーは、父親の兀兀（ごつごつ）さん、長女の梅さん、長男の藤くんの３人。
　下田さん一家は、家庭の中心となる母親が、多発性硬化症という難病指定の病気で長期入院中だが、レイキを生きる糧にして、３人で明るく乗り切っている。
　長男の藤くんは 「どんなことがあってもくじけず、いつも前向きに生きよう」 と、そのような生き方をする人を 「アップ族」と名付け、「アップ族で行こう！」 というのが下田家の合言葉。
　まず藤くんがアップ族の説明をし、父親の兀兀さんが自ら作詞作曲した 「アップ族の歌（五戒バージョン）」 を、ギターで弾き語りする。続けて長女の梅さんが、英語で 「涙そうそうを」 を歌う。これは近々ある県の英語暗唱大会で歌うことになっており、訳詞も梅さんが手がけたもの。
　因みに、 「アップ族の歌（五戒バージョン）」 は、次のような歌詞でできている。

宇宙から贈られた
今日という　特別な日を
光り輝く一日にして行こう

いつも前向き　くじけない
アップ　アップ　アップ族
明るく　おおらか　怒らない
くよくよしない　守られている
心配ない

おおきに　ありがとう
感謝　感謝

自分の役割を　精一杯
こつこつと　がんばる

優しい心　いたわりの気持ち
人に親切に

未来見つめて　いつも前向き
アップ　アップ　アップ族