♪ 2011,9,10 ロシア訪問の出発日が、あと3日と迫ってきた。 台風12号のあと急に涼しくなり、このまま秋になるかと思われたが、また暑さがぶり返して、蒸し暑い日が続いている。 この時期のロシア(チェリャビンスク)は、最高18℃、最低8℃の気温ということなので、一挙に寒くなりそうだ。 13日に上京して、その夜は成田へ宿泊、14日の正午にエアロフロートでモスクワのシェレメチェボ空港へ向かう。 帰国するのは23日なので、その頃には日本もかなり涼しくなっていると思われる。 ♪ 2011,9,13 昨日は、中秋の名月。 久しぶりに大阪の日本料理店で、家内と食事をした。近くの駅から自宅まで、ゆっくり歩いて10分ほどの距離だが、その間、何度も立ち止まっては月を見上げた。頬を撫でて行き過ぎる夜風が心地よかった。 いま午前10時を過ぎたところなので、あと1時間ほどで出発する。 検索してみると、エアロフロート・ロシア航空の評判は 「機体が古い、機内食がまずい、乗務員の態度が横柄で二コリともしない、預けたバッグは壊されてマトモに届かない」 などの悪評が多いが、中には 「こわごわ乗ってみたが、思ったよりも良かった、なによりも大柄のロシア人が利用するため座席がゆったりしているのがよい」 という声もあり、乗ってみないとわからない。私は気にしない方なので、どんな体験ができるかと楽しみにしている。 いろんな方から、「旅行が無事であるように、遠隔でエネルギーを送ります」 とメールをいただいた。 気遣っていただけるのは有難いが、いつものように 「まだ役割が残っていれば大丈夫なので、どうぞお気遣いなく」 と答えている。ウオッカの飲み過ぎと、キャビアの食べ過ぎにご注意、というアドバイスもいただいた(笑) 私は少量のビールか、赤ワインがあればそれでOK! では約10日間、留守にしますのでよろしく。 ♪ 2011,9,26 23日の夜、無事に帰ってきた。 いろいろといわれていたエアロフロートだが、まずは快適で、他のヨーロッパ系の航空会社に比べて遜色ないと感じた。とくにモスクワからの帰路は、不思議なアクセントの日本語を話す愛嬌の良い客室乗務員もいて、よく眠っていたせいもあって、あっという間に成田へ着いた感じだった。 帰宅した直後から、溜まっていた900通余りのメール処理にとりかかった。 まず、必要なものと不要なものの振り分け作業だが、これが意外に時間がかかる。明らかに不要なものは、すでに迷惑メールに移されているが、必要なものが迷惑メールに入っていることもあるので、そのまま削除することはできない。 緊急を要するメールへの返信作業で二日間が終ってしまった。 まだ完了していないが、9/1日〜2日のセミナーの準備も並行して進めている。 13日は私と家内と通訳の荒川さんの3人で、成田ヒルトンホテルに宿泊し、予定通り14日の正午に成田を出発した。 10時間かけてモスクワのシェレメチェボ空港 へ到着したが、ここで乗り継ぎに8時間を費やした。 待ち時間が長くて、ちょっとうんざりしたが、モスクワ〜 チェリャビンスク間は わずか2時間半。 チェリャビンスク空港着は現地時間の午前5時過ぎという早朝だったが、空港へ2人の女性が花束をもって出迎えてくれ、ホテルに着くと約20名のマスターたちが花束と風船 を持って待機していてびっくりした。 ホテルの地下には大小のホールがあり、午後7時から現代レイキを学んでいる人たちの交流会が開かれた。 ロシア各地のほかウクライナ、遠くはスイス、ドイツ、アメリカからも参加があり (言葉の問題はどうするのかと思ったが、ロシアから外国へ留学している人たちが一時帰国したようだ)、人数は150人余りとなった。 ここで、東日本大震災に寄せられた多くの善意に謝意を表し、NPOからのメッセージを披露し、来春のイベントの日程や内容を紹介した。 参加者一人ひとりから、学んだレベルや、実践の内容についての発表があったが、レイキが日常の中に深く溶けこんでおり、レイキの実践は生き方そのものであるという認識がうかがわれて、微笑ましく感じられた。 このあと、希望者全員で歓迎夕食会があり、部屋へ帰ったのは深夜だった。 16日〜18日は、連日9:00〜17:00がセミナー、終了後は近くの自然公園や旧い聖堂などの見学、 夕食会、というスケジュールで、ホテルへ帰るのは連日深夜になった。 セミナーは、新しく学ぶ人たちを対象にするという従来のスタイルでなく、 「すでに学んで実践しているレベルの理解を深める」 という主旨のもので、レベル1を学び終えた人 はレベル1だけ、 レベル2を終了した人はレベル1〜2を受講する、というものだった。 (今回の参加者で、レベル1だけの人は他のレベルにくらべて少数だったと思う) レイキ活用のベースとなるレベル1は、2週間のカリキュラムが組まれており、 レベル1を学んだ人が教義五戒を日本語で正確に唱えることができる状態だった。 マスターの1人が、中心地に大きなヨガセンターを持っていて、そこでもレイキヒーリングが行われていた。 現代レイキスクールは、4月に来日したタチアナさんを中心に数人のマスターが指導を担当し、生徒たちも繰り返し学びに来ているようだ。 2日間はそれぞれ約100人、最終日は約50人のマスターがセミナーに参加した。 その途中で、レイ キを学んでいる人たちの子供会があり、ベビーから小学生まで50人以上が親に連れられて集まり、 マスターから霊授を受けた。 この子たちは、母親のお腹にいる時からレイキを受けている、いわゆるレイキベビーたちという。一人ひとりにタッチしてまわったが、中には両手を出して抱っこをせがむ幼児もおり、和やかな1時間が経過した。 終了後は、マスターたちによる中華料理店でのお別れパーティー、歌あり、ダン スありで賑やかだった。 因みに、全期間を通じて酒類を口にしたのは私だけ (食事のとき赤ワインかビールを少量) で、他の参加者は酒もタバコも口にしなかった。 19日はマスコミのインタビューで、地元のテレビ局、雑誌、ウエブサイト運営会社などからのインタビューを受けた後、2人のマスターが同行してモスクワへ移動した。 私一人の訪問であれば、ここで帰路に着くのだが、今回は同行2人なので、2日間の観光日程にお付き合いした。 到着日の夕食は、別のマスターが迎えに来てくれて、モスクワ川を3時間にわたって遊覧する観光船の中で、夜景を見ながら楽しんだ。 ホテルは、クレムリンのすぐ近くで便利なところにあり、モスクワ在住のマスターたちが交替で案内してくれた。 チェリャビンスクもモスクワも、雨の予報だったが、幸いにしてずっと快晴で、夜は少し冷えるが大したことはなかった。 初めてのロシア訪問は、有意義だったと感じている。