Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2009年5月/皐月)


2009,5,10

 ゴールデンウィークが終わると同時に、全国が夏日(25℃以上)の気温となった。
中には30℃以上の真夏日の地方もあって、驚かされる。  しかし、屋内で作業をしている限り、今のところあまり暑さは感じない。 風邪気味の家内などは、ストーブをつけようかといっているくらいである。

 正月などもそうだが、連休中のように人出が多いときは、あまり出かける気がしない。
とくに今年は、高速道路通行料の割引があって、例年よりも渋滞が多いというので、ここしばらく行っていなかった郊外のフローラへ行き、4日から6日まで過すことにきめた。

 以前から書きたいと思いながら、中々手がつけられなかった原稿書きなどで、のんびり過すことにした。
そこへ電話がかかってきて、二男夫婦が2人の子供を連れて遊びに来るという。 これから出かけるので自宅でなくフローラへ来るように伝えてから、資料やパソコンなどを車に積み、家内と一緒に出発した。

 この4日間は、ほとんど仕事にならなかった。
パソコンを開くと、すぐに4歳の孫(女の子)が膝の上に乗ってきて、ゲームをしたいという。最初はyahooの検索でキッズゲームをみつけて遊ばせていたが、楽しいのかどうか、いつまでも遊んでいるので、パソコンは彼女に明け渡して、私は本を読むことにした。

 ときどき書店に立ち寄って、関心のある本を購入しているが、中々読む時間がない。
読みたいと思いながら、そのままになっている本は山ほどあるので、この機会に読書三昧も悪くないと思った。孫はずっとパソコンゲームに没頭していて、不具合が出るたびに呼びにくる。それはよいが、うっかり重要な資料を消されても困るので、彼女専用のアカウントを作って、自由に遊ばせることにした。

 途中で一休みして、PCを再起動させたとき、初期画面に 「ようこそ」 と表示された。
孫が 「ようこそ」 と口に出して読んだので、「ようこそって、なんのこと?」 と聞いてみた。 べつに、正確な説明を期待したわけではない。 「ようこそ」 というのは、とくにむずかしい言葉ではないが、分かっていても適切な説明がしにくいように思われた。 彼女は一瞬考えてから、 「来てくれて、ありがとう」 と答えたので感心した。 


2009,5,13

 午前中に芦屋市民センターに行き、7月12日のセミナー会場を確保した。
これで、7月度のセミナー日程(11〜12日)は確定したので、交流会で配布する資料の作成に取りかかる。今月の現代レイキ交流会(芦屋)は17日(日)である。

 そのあと、23日(土)と24日(日)がセミナー開催日となっている。
ロシアから、2人の女性マスターが通訳とともに来日して、参加されることになっているが、ビザの発給が間に合うかどうか微妙なところだ。 また、仕事でアメリカへ赴任するので、そこで普及活動をしたいという方の参加も予定されている。   今月の参加申し込みも、それほど多人数ではなく、再受講を含めて、ちょうど良い人数になりそうである。

 新書は、常時amzonをチェックする人がいて、ときどき連絡をくれるが、ほとんど品切れになっているそうだ。
よく売れているというのではなく、5日に一度くらい何冊か入ってきて、すぐに在庫切れになり、「2〜5週間以内に発送します」 という表示が、常態化しているという。 
その人によると、1週間のうち 「在庫あり」 という表示が1〜2日、あとの5〜6日が 「2〜5週間以内に発送」 ということのようだが、そのうち落ち付くことだろう。
 それに関係なく、本を読んだという人から、いろいろな反響が届くようになったのは、大きな収穫である。


2009,5,16

 明日(日)の交流会準備が、午後6時に終わったので、これから夕食に行こうと思った所へ、電話が入ってきた。
芦屋市民センターからで、 「神戸東部から、新型インフルエンザ感染の疑いが出たことで、明日から休館になる」 という連絡だった。

 今から会場の手配は不可能なので、今月の交流会は急きょ中止と決め、HPにさの旨を告知したが、交流会参加の事前申し込みは不要としているので、当日にならないと誰が参加されるか分からず、連絡の取りようがない。
 とりあえず、明日は芦屋市民センターへ行き、受付時刻の午後1時から1時半まで待機して、準備した資料だけ配布することにした。


2009,5,19

 17日(日)の交流会は中止したが、雨の中を約15人が来館された。
吹田から鍋野さん(通称・鍋ちゃん)が手伝いに来てくれて、少し賑やかになった。資料だけを受け取って帰られた方もいたが、約10人で喫茶店へ行って懇親した。 懇親といっても、決まった何かをするわけではなく、思い思いに話をしたり、質問に答えたりするだけだ。 不特定多数の人が出入りする場所なので、レイキ回しをしたり、霊授をしたりするわけにはいかない。 自称霊能者であり、治療家であり、波動使いでもある鍋ちゃんが、ともすれば怪しい手つきをしようとするのを制しながら、和気あいあいと会話が弾み、あっという間に時間が過ぎた。 気がつくと午後4時を過ぎていた。

 芦屋市民センターは 「22日まで休館」 と公表しており、23日〜24日のセミナーは支障ないことになるが、今後の状況によっては休館の期間が延長される可能性もあるというので、現時点でアテにすることはできない。それに、23日以降については22日に決定されるということなので、それからでは間に合わない。
 早急に別の会場を確保しなければならないので、探してみたが公的な会場はすべて休館となっている。 ようやく24日は、JR芦屋駅から至便なところに会場を見つけたが、23日はどうしても見当たらない。

 やむを得ず23日のセミナー(レベル1〜2)は中止することにし、24日(レベル3〜4)は開催することにした。
別の会場を確保しても、感染を心配して参加者がなければ、無駄な出費に終ってしまうが、再受講を優先する私としては準備だけはしておきたい。 こうして、24日の受け入れ準備は確定した。

 方針が決まったので、HPに告知し、すでに申込を受けていた人たちに、メールとFAXで連絡した。
メールもない、FAXも通じないという人もあって、関東地区を含めて数人に電話連絡した。 これで、できることは一とおり手を打ったことになる。

 今回の連絡を通じて、遠地の人ほど、関西へ来ることに恐怖を感じていることが感じられた。
それはそうだろう。 TVは1日中、新型インフルエンザのニュースを流し、特集を組み、新聞は 「新規感染者○○名発生」と大きな紙面を使って報道する。 まるで、大阪・神戸全体が新型インフルエンザ・ウイルスに汚染されているように感じさせる。

 もちろん、必要な対策を手抜きしてはならないが、私は楽観的に考えている。
昨日、厚生労働大臣が 「通常の季節性インフルエンザと大きく変らない」 という専門家の意見を報告し、「致死率の高い鳥インフルを前提とした現在の対応は実態に合わない」 として、1週間以内に弱毒性の今のウイルスに即した形に切り替える方針を打ち出した。 また、最初の感染入院者も退院して、自宅で経過観察するようになったのも朗報である。
今日から始まるプロ野球のセパ交流戦も、予定どおり開催されることになった。

 決して軽視してはいけないが、 「不安を持つことなく、淡々と目の前の課題を処理していけばよい」 ということは、どの場合にもあてはまる真理と思われる。


2009,5,26

 23日(土)、24日(日)のセミナーは、無事に開催することができた。
「23日は会場が確保できないため中止」 と発表していたが、ここ数日の流れから、23日以降の開館を予見していたので、セミナー資料の準備を整えることにした。 さらに、休館解除の決定と同時に 「セミナー開催」 の告知がHPに掲載できるように、予定原稿を作成した。

 22日の午後2時前に、芦屋市民センターへ問合せの電話を入れたところ、 「市から5分ほど前に、23日から開館という指示があったので、電話連絡するところでした」 という
すぐに 「23日 (土) レベル1〜2、24日 (日) レベル3〜4のセミナーは、予定どおり開催します」 とHPにアップした。
続けて、直前なので参加は困難だろうと思いつつ、23日の申込みを受けながら中止連絡をしていた人たちに、あらためて開催の連絡をする。

 結局2日間とも、15人余の参加で無事終了した。
関東から4人、さらに今回はロシヤから2人の女性マスターが通訳とともに参加され、皆さんと交流した。2人とも西洋レイキのマスターだが、1人は1986年にレイキを始めたという。2人は師弟の関係だが、現在は別々のレイキスクールを運営しているという。

 29日に上京して、30日のNPO総会と交流会に参加する。


                                      



         海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会