つれづれの記(2006年皐月)
♪ 2006,5,4
日本はいま、ゴールデンウイークの真っ最中である。
帰国してから、ちょうど一週間になるが、溜まっていた大量のメールは、ようやく処理が終わった。
不調だった送信サーバも、長男のところへ3台のノートパソコンを持ち込み、調整してもらったので、問題なく使えるようになった。原因は、プロバイダーが、セキュリティを強化するため一方的に設定を変更したからだという。しかも、問合せがあった場合だけ回答しているというのだから、ひどい話だと思う。
先月のセミナーが休みだったためか、今月はいつもより参加者が多そうだ。
オーストラリアから一時帰国するマスターをはじめ、北海道、関東、中部、北陸、四国などからも参加が予定されており、参加者間の今後の交流も楽しみである。
1週間余のマドリード滞在で、2キロ近く体重が増えてしまったので、午前中は 「ジョーバ」 や 「逆さぶら下がり機」 でトレーニングすることにした。
トレーニングといっても、特別のことをするわけではない。「ジョーバ」 は、乗馬と同じ効果があるという電動式健康機にまたがって、ゆらゆら揺れているだけだし、
「逆さぶら下がり機」は、頭の位置が45度くらい下がる位置にセットし、寝転んで読書するだけでよい。これだけですっきりするので、セミナーの資料作成にとりかかることにする。
百天和尚とともに、関空を出発したのは4月19日の午前11時半。オランダで乗り継いでマドリードへ着き、ここでスペインレイキ協会のアントニオ会長と合流する。ホテルへ入ったのは午後9時頃だが、外はまだ明るい。ヨーロッパはすでに夏期時間のため、日本との時差は7時間。日本時間は20日の午前4時頃だが、マドリードはまだ19日である。
ホテルは、駅ビルの真上にあるHUSA HOTELで、過去2回宿泊したFOXA32を見下ろす位置にある。チェックインのあとホテルのレストランに入り、アントニオ会長から最近のスペインのレイキ界の動向について話を聞く。
日付が変った頃、詳しい打合せは翌日ということにして、ホテルに入る。
♪ 2006,5,22
前回、つれづれの記をアップしてから、半月余が経過した。
スペインの報告を少しずつ掲載していく予定だったが、連休が終る頃から13日〜14日のセミナー申込みが増え、資料の準備に集中することになった。
前月のセミナーを休止したためか、今月の参加申込みは30名を超える勢いとなり、参加者も関東・中部・北陸・山陰・四国、さらにオーストラリアからも参加されて、交流会のような雰囲気も醸成された。また、マスターも10数名参加されたので、2日目にはスペインで受けた啓示
(ひらめき) の内容をお伝えすることができた。
これについて数名の方から感想や質問を頂いたので、そのつど個別に回答したが、次のセミナーまでには整理して、より分かりやすく伝えたいと思っている。
セミナーが終り、つれづれの記を更新しようとしたが、インターネットの接続に問題が生じたため、今日まで更新を中断することになった。「なかなか更新されないので、体調でも悪いのではないかと心配しています」
というメールを、何人かから頂いたが、体調は極めて良好で、体重もスペイン訪問直前の状態に復元し、ややスマートさを取り戻している。
前回、「長男のところで調整してもらったので、問題なく使えるようになった」 と書いたが、確かにその時点で、プロバイダーが設定を変更したことによる不具合は解決した。そして、自宅に持ち帰った後も、問題なく使用できていた。
ところが、自宅からスタジオ (マンション6F) に移した途端、受信不能となった。 これは、3月24日のつれづれの記に書いて以来、ずっと続いている症状である。
オアシスでも自宅でも問題なく、スタジオに限ってメール受信ができないという現象は、スタジオの無線LAN設定に問題があることは、容易に判断できる。
しかし、判断できても直せないのだから、どうすることも出来ない。せめてもの救いは、受信が順調にできることだ。
そこで、簡単な内容の送信はwebメールを使用し、複雑なものや長文のもの、大切な資料の送信は自宅に帰って処理することにした。こうして凌いでいるうちに、多忙な長男に暇が出来て直しに来てくれることを期待して、何度も自宅とスタジオを往復する日々が続き、いつの間にか2ヶ月経過したのだった。
まったく使用できない状態になっていれば、すぐにでも専門店に依頼して修理したに違いないが、多少不便でも何とか凌げるということは、結果的に大きな損失を生むことになるのかも知れない。
向上のための実践も、同じことかも知れないと思う。レイキの教えに、健康と幸福に至るノウハウとして 「怒るな、心配すな、感謝して、業をはげめ、人に親切に」 とあるが、これが一つ欠けただけでも、直ぐに病気になって入院・手術ということになれば、否応なく実践せざるを得ないが、即座に結果が表れるわけではない。
そこで、人は自分の意に沿わない状態が起こると、無意識に反応して怒りにとらわれ、他人に毒矢を投げつける。
投げつけられた人は、同じように無意識に反応し、怒りの矢を投げ返す。 「まだ向上の途中なのだから、この程度のことは仕方がない」 と自分を甘やかしていれば、大きなマイナスを生むことになる。
♪ 2006,5,24
21日の交流会は43名の参加で、うち17名が初参加だった。
最近は、毎回初参加の方が10名を超えるが、レイキの広がりを感じさせる好ましい現象だ。初参加といっても、必ずしもレイキは初めてという人ばかりではない。
毎回初参加の人が多ければ、すぐに会場がパンクしそうに思えるが、ときどき思い出したように参加される方も多いので、全体としては40人前後の集まりとなり、うまく回っているという感じである。
今回は、和歌山グループの7人を初め、北陸からも数人参加して頂いた。
22日は、横浜から現代レイキグループの人たちが鞍馬ツアーのため京都に到着、大阪梅田の居酒屋で開かれた夕食懇親会に参加した。本多成龍さん夫妻を中心とした8人のメンバーで、レイキマスターとレベル3修了者がそれぞれ半数という。東京の交流会で会った人も何人かあり、長時間話が弾んで楽しいひと時を共有した。
またパソコンの話に戻るが、昨年7月に新しい著書の制作用にソニーのノートパソコンを購入したが、これはインターネットに接続せず、今後はオフライン作業専用機として使用したいと思っている。オフライン専用なら、ウィルスなどとは無関係に使用できるからだ。ただ、緊急用として、インターネットに接続できるようにする必要はあるだろう。
そこで今回、インターネット専用として、東芝のノートパソコン2,006夏モデルを購入した。
長男の家に運んでインターネットの設定をしてもらい、自宅に持ち帰ったが、やはりメールに問題があり、 「オアシスと自宅では使えるのに、肝心の (生活の場である)
スタジオでは受信できない」 という、予想どおりの結果になった。
しかし、長男が多忙で当分来てくれないというのも予想の範囲なので、出張サポートの専門会社に依頼して、明日の午後来てもらうことになった。あとは設定を待つばかりである。
ところが、昼前になって奇跡が起こった。
明日までおとなしく待っていればよいのだが、家内のパソコンをつついているうちに、家内のパソコンだけが送受信とも順調で、私のパソコンの不調と無関係であることに気づいた。
といっても、今になって突然 「気づいた」 わけではなく、以前のつれづれの記にも書いているのだが、いま気づいたのは 「家内と同じ設定にすればよい」
ということだった。
続いて閃いたのは、「セキュリティが接続を阻んでいるのではないか」 ということと、「スタジオでの受信はニフティの設定にすればよく、他のサーバは相性が悪いのではないか」 ということだった。
この2つを軸に、乏しい知識の下に設定を変更したところ、スタジオの2台のパソコンは、いずれも受信機能が回復。
急いで自宅にあるパソコンをスタジオに運び、同じように設定したところ、これも同じように蘇生したので、明日の出張サポートを急遽キャンセルした。
結果は、めでたしめでたしだが、惜しむらくは2ヶ月前に同じ気づきが得られなかったこと。しかし、それを望むのはエゴというもので、素直に感謝すべきなのだろう。
現代霊気ヒーリング協会