つれづれの記(2006年弥生)
♪ 2006,3,9
3月4日に上京し、5日の関東現代レイキ交流会に参加して、6日の夜帰宅した。
交流会参加者は約100人、今回は初めて参加された方が多く、レイキの広がりを実感した。
初参加の人が多かったので、交流会の意味について説明した。
参加者の多い交流会もあれば、数人から20人位までの交流会もあるが、それぞれ特色があって、どちらが優れているということはない。
少人数の交流会は、ヒーリングの実践をメインにしていることが多く、ヒーラーとヒーリー (クライアント) の両方を体験できる。 「習ったけれど実践の機会がない」
というペーパーヒーラーも少くないが、レイキの活用で人生の価値を高めるには、ヒーリングの実践が不可欠なので、交流会に参加してヒーリングを体験することは有意義である。
多数参加する交流会では、ヒーリングの実践は難しいが、高い波動の場が醸成されるので、そこで数時間を過ごすことは 「不調和なエネルギーを手放し、自己の波動を高める」 のに効果的である。
関東交流会は、単に多数のレイキ関係者が参加するというだけでなく、レイキマスターたちが多数参加する。
ここでは、通常体験することができない素晴らしい波動の場が出現する。
私は、「交流会には3つの性格がある」 と説明した。
「レイキエネルギーとの交流」「レイキ実践者との交流」「レイキの系統を超えた交流」、これを大きな潮流に発展させるのは、NPO法人現代レイキの会の役割であり、レイキ発祥の日本のレイキ実践者の使命であると思っている。
♪ 2006,3,13
関西では、奈良東大寺のお水取りが終わると春が来るという。
各地から花の便りが届くようになり、すっかり春になったと思われたが、セミナー初日の11日 (土) は汗ばむような陽気だったものの、2日目は少し寒くなり、今日は厳しい寒の戻りがあって朝から雪となった。
「スペイン訪問のため4月のセミナーは休止」 と告知しているためか、今月のセミナーはいつもの月より再受講などの申し込みが多かったので、直前になって大きい室に変更した。
とくに2日目は、参加者の半分以上がマスターで、高い波動の中でセミナーは和気藹々と進行した。
外国からは、オーストラリアのカレンさんとジェニーさんが、名取由美子さんの通訳で再受講に参加された。
もう1人、オランダからも参加予定だったが、道路渋滞のため出発時間までに空港へ着けず、今回は来日延期となった。この方は、昨年11月にパリの国際行事に参加したということだ。
また、カナダ (バンクーバーの近く) 在住の菊地明彦さんが、一昨年11月以来、1年4ヶ月ぶりに元気な顔を見せた。
さらに森由佳さんは、スペイン在住のエステティシャンで、一時帰国中である。
このように、ときどき外国在住のマスターたちが集まる月があって面白い。 たまたま同席された皆さんは、外国のレイキ関係者に直接触れる機会を得て、それなりに理解が深まることになる。
カレンさんは心理学者で、正当なレイキと認められた系統だけが参加できる 「レイキ・オーストラリア」 に、現代霊気法を代表して参加し、英国などを参考にした医療機関との協力体制や、レイキによる社会貢献事業を立ち上げようと準備を進めている。
実現までには時間がかかるということだが、方向性は 「NPO法人現代レイキの会」 と一致しており、日本のレイキが将来進むべき道を示してくれているようで期待している。彼女は、私との打合せを兼ねて年1〜2回は来日している。
今回は、難病で長期入院されていた奥様を見送ったばかりの下田恭寛さんが、和歌山県から元気に参加された。
容態が急変してからも、下田さんと2人の子供さんが病室で淡々とレイキを送り、安らかな最後の瞬間を 涙もなく見届けたという。
「レイキを知らなかったら、心の支えがなく、きっと混乱していたに違いない。 レイキに縁を得て、本当に良かった」 と下田さんは言われるが、その姿を見て臨終に立ち会った医師も看護師も感動で涙し、けなげに登校した男児の姿を見て小学校長が
「感動した」 と言われたそうだが、さもありなんと思う。
臼井甕男先生は、「ここに一つだけ、霊気でも医薬でも治らない病気がある。それは寿命の尽きたときである。人の生命には、大人子供の別なく限界がある。これは自然の摂理であるから、なんとも致し方がない。しかし、その人の寿命とわかったときには、なおさら最後の最後まで万全を尽くして、親切に真剣に治療しなさい。 そうすれば、どんな病苦の人でも、実に安らかな往生の出来ることは確実であるから、努めて実行しなさい」 と教えられているが、下田さん父子はそれを身をもって実践されたわけである。
この世での役割を終え、次の次元に向かわれた奥様のご冥福を、心からお祈りする。
♪ 2006,3,24
三寒四温とは、この時期をうまく表現している言葉だと思うが、今日は本当に暖かい。
少し動くと、すぐに汗ばんでくる。近くの公園の桜のつぼみにも微笑が広がり、その下で大勢の子供たちが歓声をあげている。
19日の交流会は40名余の参加で、今月も新しい参加者が多かった。
「参加者のひとこと」は、いつも楽しみにしているが、前記の下田恭寛さんが奥様の経過を淡々と報告して、生前に皆さんから寄せられた激励や遠隔ヒーリングの御礼を述べ、続いて小学6年生の藤君と中学3年生の梅ちゃんの2人がきちんと挨拶して、参加者の感動を呼んだ。
ビワスタジオの田口氏からは、3月5日(日)に大阪中之島・中央公会堂で開催された 『惟神 カムナガラのつどい』 についての報告があった。当日は、全国から約800名の参加があったという。
交流会では、参加者が新たにオープンしたサロンや、イベントの情報も聞くことができる。
また、常にさまざまなものを求め続けている方もあり、「このような、すばらしい技法や指導者に出合った。関心のある方は、私と一緒に学びましょう」 と、呼びかけるマスターがいるのも微笑ましい。
月曜日は、資料整理やメールの返信などで1日を過ごし、夕方から久しぶりにオアシスへ向かった。
今回は2、3日滞在の予定だったので、九官鳥のよーちゃんも同行する。
ここでは、鶯の声を聞きながら読書をしたり、原稿書きをしたり、近くのダムを周遊したり、車で40分くらいのところにある「るり渓温泉」に出かけたりと、飽きることがない。
帰宅して、メールを送ろうとしたところ、パソコンの機嫌が悪くて送信ができない。
受信は問題なくできるのだが、どうやってみても送信を受付けない。
昨年はパソコントラブルが頻発して、ほぼ完成していた新しい著書の原稿が、危うく消滅しそうになった。そこで7月に新しい機種を購入し、ノートパソコンが2台になったので、こんなときは心強い。
「トラブルがあっても、もう安心だ」 と思ったのが甘かったようで、「トラブルが起こるときは、続けて起こるものだ」ということを、すっかり忘れていた。
案の定、昨年7月に買ったばかりのソニーVAIOが、FUJUTSUに同調して動かなくなった。FUJUTSUは受信だけOKだが、ソニーは送受信とも反応してくれない。結局、受信はFUJUTSUで、送信は家内のSHARPを使うことになった。
送信が出来なければ、HPの更新も出来ないと思われたが、試してみたところ更新には支障がないことが判明。
現時点では、私の知識では復旧できないので、しばらくこのままの状態で我慢し、長男に依頼して手の空いたとき対処してもらうことになる。対処してもらうまでに時間がかかるようであれば、当面はオアシスにあるノートパソコンを持ち帰って使用することを考えたい。