Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2002年睦月)
                                
                                
 2002,1,1

明けまして、おめでとうございます。

1990年代に入り、世紀末が近づくにつれて、人類文明滅亡という予言が相次ぎました。
新しい世紀に入るとともに、そのような動きは一応終息しましたが、現在でも現実を率直に肯定しようとせず、何年か時期をずらせて、終末時期を予言し続けている人もいます。

21世紀の幕開け(昨年)は激動の年でしたが、ともあれ、こうして新しい年を迎えることができました。しかし、今年も必ずしも平穏とは言えない、様々な出来事が予想されています。

最近、宇宙からの光が強くなり、変化のスピードが速くなっていると言われますが、私たちもそれを実感することが多くなりました。宇宙は、すべてを調和の方向に導いているのですが、変革のスピードが速くなればなるほど、一時的に摩擦は増大し、激変の事象が現出することになるでしょう。その過程では、破滅への道を進んでいるように見えることがあるかも知れません。
私たちは、現象に一喜一憂することなく、安らかな心を保ち続けましょう。そして、不調和な波動の影響を離れ、愛と調和の波動と共振し続けましょう。

さらに、次のような「宇宙平安の祈り」を発信し続けましょう。
 レイキの光によって、全宇宙が平和でありますように。
 生きとし生けるものが幸せでありますように。
 私たちを取り巻く環境や、一人ひとりの心が、
 安らぎと調和に満ちたものでありますように。


 2002,1,11

正月は、ゆっくりと読書でもして過ごすつもりでしたが、期待に反して海外から4組のレイキマスターの来日があり、多忙なスタートとなりました。
今年は、URRI CANADA 2002ワークショップの開催が決定しており、夏頃にトロントを訪問することと、9月上旬にスペイン霊気協会のグループが来日して、芦屋で国際交流会を開くことが決まっていますが、そのほかにも、海外のマスターたちとの交流が一段と増えそうな気配です。
さらに、国内のレイキ関係者との新たな交流や、ホリスティック・ヒーリング関係の活動が始まっており、私にもいろいろなところから声がかかってきて、芦屋に閉じこもることが困難になりそうな予感です。
芦屋だけで、のんびりやって行きたい願望を持つ私には、少し困った状況で、この予感が的中しないことを願っています。

 2002,1,25

正月から2回、15日間にわたってパソコンのトラブルが発生しましたが、この出来事を通じて、いろいろな学びがありました。

1回目は1月10日の朝。この日は、ブラジルの3人のマスターと京都で会うことになっており、そこで渡す資料を前夜作成してから、デフラグを起動させて午前2時頃に就寝しました。
午前4時過ぎ、ふと思いついて資料をプリントしようとパソコンにスイッチを入れたところ、立ち上がりません。とりあえず家内のパソコンで処理しましたが、帰宅後も正常に起動せず、調べた結果デフラグとウイルス対策ソフトの競合で、3600以上のファイルを破壊したことがわかりました。やむを得ず再インストールすることにし、ウインドウズ95、98、Meと設定して、ワープロソフトだけ使える状態にし、20日の交流会の資料作成にとりかかりました。
フロッピーに保存したファイルを除き、各種資料、メールの送受信控え、アドレスなど、すべてのデータが消滅しましたが、とくにホームページには困りました。早く再作成しなければ、いつまでも「明けまして、おめでとうございます」と表示されたままです。
数日後、システムエンジニアの長男がきてくれて、今後は大量のデータが保存できるようにとCD-Rドライブを取り付け、インターネットも復元して、HPを見たりe-mailが使えるようにしてくれました。データが消滅したのはやむを得ないとして、あとはホームページを再作成すれば問題なしと、ほっと胸をなでおろしました。

交流会の資料作りと並行して、ホームページの再入力を行いました。この機会に、虫眼鏡がなければ見えないと不評を買っていた「マスター紹介」欄のレイアウトを一新し、表紙も新年挨拶をはずして修正し、各種行事日程も新しくし、さらに「つれづれの記」という新しいページも加えました。従来のものと問題なく入れ替えられるかどうか、自信はありませんでしたが、ともかく交流会後の懇親会が終わって帰宅してからも作業を続け、21日の午前5時頃に完成しました。後はサーバに送って更新するだけです。

まず、新規作成したものを送信して更新しようとしましたが、エラーのメッセージが出て更新できません。以前のものは消滅しているので、更新ではなく新規だと判断して、従来のHPを削除しました。そのあと送信したところ、「ページ公開完了」と表示されて、とりあえず新しいサイトの送信は完了しました。しかしブラウザで確認してみると、表紙ページに昨年まで使っていた地球の画像が、画面いっぱいにボヤケタ状態で表示され、しかも重なり合って3個も出現しています。「これでは使えないな」と思いながら他のページを確認したところ、ほとんど問題なく表示されているので、表紙だけを差し替えることにしました。30分後には表紙も完成し、何とか見られる状態になりました。ただ、カウンターだけはどうしても表示できないものの、こちらでアクセス数を確認できる状態なので、それで良しとすることにしました。

21日と22日はパソコンが快調で、たまっていたメールの返事を書き、いろいろな資料を作成し、HPも気づいたところを修正しました。「明日はHPのサイトを含めて、必要なものはすべてCDに入れてしまおう。そうすれば、先日のようなトラブルが起こっても、問題なく復元することができる」。こうして22日の深夜は、安らかな眠りにつきました。

2回目の異変が起こったのは、翌朝(23日)のことでした。途中まで起動するのですが「エクスプローラーの異常のため終了します」と表示が出て、勝手に終了してしまいます。起動ディスクを使っても、Safe modeで起動させても同じで、基本画面が立ち上がりません。その日1日、いろいろとやって見ましたが、私の知識では無理なようなので、ホームページはまた新しく作り直すことにして、夕方から再インストールに取りかかりました。
ところが、前回うまくいった再インストールも、エクスプローラーが関係しているらしく今回はトラブル続出で、とうとう新しくノートパソコン(従来はデスクトップ)を買うことにし、長男に機種選定と購入を依頼しました。

24日の午後、長男が新しいパソコンを持参してくれました。機種はシャープのメビウスで、ウインドウズXPを搭載、DVD/CD−RWドライブも装備されています。長男は多忙のためすぐに帰りましたが、e-mailの送受信もHPの閲覧もできるように設定してくれました。
とくに助かったのは、HPを再入力する必要がなくなったこと。私が使っていたHP作成ソフトでは無理ですが、別のソフトを使って現在公開しているデータを取り込み、それを編集して更新することが可能になりました。さらに、カウンターの表示も復活させてくれました。こうして、15日間にわたって繰り広げられた静かなドタバタ劇は幕を閉じました。

「静かなドタバタ劇」といったのは、15日間に及ぶトラブルで、私がまったく動揺しなかったからです。以前の私は短気で怒りっぽく、少しのことでイライラするので、いつ爆発するかと家族がいつもハラハラしていたようです。「昔のお父さんなら、間違いなくパソコンを庭へ投げつけていた」と家内が言い、子供たちが頷いていました。
そういえば最近、腹の立つことがなくなりました。トラブルに対処しながら、それを楽しむ余裕が出てきました。不思議なことですが、5日間かけて再入力したHPの全データが一瞬のうちに消滅したのに、もう一度初めから入力すれば良いことと、あっさり心を切り替えられたのは、私にとっても幸せなことでした。これらは、すべてレイキの恩恵だと感じています。

私は今回のできごとから、5つの教訓を汲み取りました。それは私自身の体験であり、私が学べばよいことなので、ここでは紹介しませんが、やはり意味のあることだったと思っています。
      

     


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