♪2017.1.1

　新しい年が始まった。

　新年と言っても、今までと変わったことはないのだが、気持ちの上で新鮮さにあふれている。
この気持ちを大切にして、新鮮さを保ち続けることが必要なのだろう。

　十二支や干支の考え方では、酉年は景気が上向く（上昇気流に乗る）とされている。
酉（トリ）は「取り込む」という語呂合わせから、「運気も客も取り込める」という期待につながったものらしい。また「酉」の字は「果実が極限まで熟した状態を表わす」とされ、それが「物事が頂点に達した状態」となり、「学業や商売などで成果が出る（良い結果が得られる）」となったようだ。

　昨年は申（サル）年だったが、「サルは騒ぐ」といい、波乱・トラブルの多い年とされている。
そういえば、ある意味で騒がしい年であったと思われる。
　しかし、起こることはすべて意味のあることとされているので、さまざまな体験と、気づきを与えられていることに感謝したい。

　私の場合は、自分に与えられた役割を、自分の出来る範囲で、淡々と進めて行けばよい。
これが、最初からの約束だったので、迷うこともなく混乱することもない。

　「日々これ好日」。宇宙は毎日、素晴らしい日々を与え続けている。
　それを、自分にとって有益な日々とするか、無駄な１日にするかは、それぞれの選択に任されている。気負うことなく、楽しみながら、好日を味わい続けたいものである。