♪2015.8.18 ここ数日、少し暑さが緩んできて、心地よい涼風を感じていたが、また猛暑日が復活した。 お盆休みで帰省した人が多く、疲れを残している人も少なくないようだ。 伊勢二見浦での夏期合宿研鑽会は、7月31日から8月2日まで、眼下に伊勢湾を臨む絶好の立地にある朝日館で開催された。ここは昭和天皇も宿泊された老舗の和亭で、夫婦岩に近く、伊勢神宮参拝にも至便な、癒しのエネルギーに満ちた空間だった。 合宿研鑽会は、毎年開催地を変え、さまざまなテーマを取り上げて開催しており、その年によって参加者の数も大きく変動するが、やはりその時点で、必要のある人が参加しているように思われる。 この合宿での出会いが、参加者同士の新たな交流のきっかけとなったことは勿論だが、ここで意外な縁を発見して、参加者一同が驚いたことがあった。朝日館が研鑽会場になったことも、必然と言えるかもしれない。 8月8日~9日はセミナーだったが、お盆の直前でもあり、夏休み中の土日とあって、受講者はいつもより少数だった。 今月は関西の再受講者が中心で、石川県と広島県、それにルーマニアから4人のマスターが来日して参加された。ルーマニアの4人の内の1人が女性で、彼女が男性3人のレイキの先生だという。 男性は心療内科の医師、エンジニア、格闘家(極真空手5段、合気道3段)というバラエティに富んだメンバーで、糀さんの通訳で順調に進行した。 彼らは、このあと奈良・京都・東京などを観光して20日に帰国するが、この内の2人は10月のスペイン・ワークショップにも参加するということだった。 今年は、近親者を見送る年に当たっているようで、2月の次男に続いて、8月6日に私の母が亡くなった。数えでは、すでに100歳になっているが、この10月10日に満100歳を迎えることになっていた。 どこが悪いということもなく、徐々に老衰が進んだようで、6日の夕食を摂った後、しばらくして容態が急変し、午後10時前に安らかに永眠した。満100歳には2か月及ばなかったが、とても羨ましい大往生で、私もかくありたいものと願っている。 7日の通夜には参加したが、セミナーのため8日の葬儀には参加できず、9日の次男の初盆の法要も、家内に参列してもらった。 人には寿命があり、年齢順に逝くわけではないので、長く生きれば生きるほど、親しい人たちを見送る機会も増えてくることだろう。 生かされて役割を与えられている間は、淡々とそれを遂行すること。あとは宇宙に任せて安らかな心を維持することが大切だと、あらためて感じている。 16日の芦屋交流会は、盆休みの最後の日曜日なので、参加者は少ないと予想していたが、愛知・香川・広島からの参加もあって30数名となり、初参加者も10名を超え、懇親会も賑やかだった。 またドイツ在住の前川さんという女性マスターは、4年前にデンマークで私のセミナーを受講し、10月のスペイン・ワークショップで日本語から英語への通訳を務めてくれると聞いていたが、岐阜の実家へ一時帰国したということで、突然姿を見せて驚かされた。 私も11月2日に80歳を迎えるが、11月15日(日)の芦屋交流会終了後、有志で傘寿の祝賀会を開いていただけるそうだ。 レイキとの縁が出来てから、早くも20年を超えた。努力して歳を重ねたわけではないので、とくに祝う必要はないと思っていたが、皆さんのご厚意は有難く受け止めている。