1.レイキの実践は、セルフヒーリングから始まります。
あなたがどこで学ばれたとしても、最初のレイキセミナーでは「これからの21日間、基本12ポジションに手を当てて、自己ヒーリングを実践してください」と言われたと思います。21日間は、臼井先生の鞍馬山での修行期間に因んだ日数ですが、セミナーでレイキの回路が開かれた直後の自己ヒーリングには、2つの意味があります。1つは、「集中的な自己ヒーリングによって、これからの人生で、レイキを有効に活用するための基礎づくりをしよう」ということです。もう1つは、「21日間にわたって意識的な手当を行い、これを習慣化して、手当を生活の中に違和感なく取り込もう」という狙いです。前者は「レイキの効果を自分自身で確認するワーク」であり、後者は「レイキを日常生活に生かす条件づくり」として、いずれも大切な期間です。いずれにしても、自分に手を当てることで、レイキと響き合うための基礎づくりをするのだと理解してください。 この期間は、何かを感じても感じなくても、リラックスして手を当てましょう。レイキの回路が開ければ、感覚の有無にかかわらず、癒しの効果は変りません。
2.レイキを、日常の中に取り入れましょう。
自己ヒーリングを実践するとともに、いろいろなものにレイキを送ってみましょう。犬、猫、小鳥などのペットを飼っていれば、頭に軽く手を当てたり、両手で包んだりして、レイキを送ってみましょう。手を触れるのがむずかしければ、少し離れたところから手かざしで送ってください。動物たちがエネルギーを感じている(らしい)ことや、レイキが好きだということが、よくわかると思います。飲食物も、口に入れる前に、レイキエネルギーで浄化します。周囲に人がいれば、さり気なく食器や容器に手を触れて、レイキを送りましょう。数秒間でも、瞬間的にでもOKです。植物にも、レイキを送りましょう。手かざしでも、両手ではさんでも良いでしょう。枯死寸前の鉢植の植物が、元気を取り戻した例はたくさんあります。エネルギーは何に使ってもかまいませんが、レイキは愛と調和と癒しのエネルギーであることを忘れないようにしましょう。決して、破壊的な方向には使わないでください。(レイキを破壊的に使うことはできませんが、使おうという意識そのものが、レイキとは別の破壊的なパワーと共振することになります)また、21日間が終ったあとは、身近な人にもレイキを中継してあげましょう。効果を信じてくれなくてもかまいません。最初は、信じなくても当然だと思いましょう。半信半疑の人も、効果を実感すれば信じてくれます。ただし、嫌がる人、拒否する人は、エネルギーをブロックしますので、無理にはしないでください。そのような人は、今はレイキエネルギーを必要としないのだと理解しましょう。否定する人も、等しく愛の対象なのですが、初心者の対象としては不向きです。嫌がる人に無理にしなくても、癒しを求める人は数多く存在しています。まず、縁のある人から始めましょう。その場合でも、病気が治るという表現はしないでください。「レイキエネルギーが流れ込むと、深いところからリラックスして、自然治癒力が高まります」とシンプルに説明しましょう。
3.自己浄化と自己成長の技法を、活用しましょう。
スクールによって伝える技法は異なりますが、「自己浄化の技法」と「自己成長に役立つ技法」は、どこでも学べると思います。それらのすべてを使う必要はありませんが、自分に合う技法を見つけるために、ひと通りためしてみましょう。自己浄化法は、レイキ波動との共振を高め、クリアなレイキの通路として完成させるために行います。最初は光をイメージしたり、呼吸を意識したり、掌でエネルギーを導いたり、多少意図的な動きを行いますが、潜在意識に記憶させるのが目的なので、習熟すれば何の努力も必要なくレイキと響き合えるようになります。要は高次元波動と共振する意識が大切で、形や動きなどの枝葉末節にこだわる必要はありません。レベル1の段階では、エネルギーの停滞などを解消するために、主として自己浄化法を行い、回路を浄化することに努めますが、レベル2の段階では、自己成長の技法を重点に行うのが効果的です。自己成長の技法としては、「発霊法」以上のものは見当りません。発霊法は臼井先生が奥伝(レベル2)で指導されたもので、現代レイキではこれを、よりシンプルに実行できるように工夫し、現代レイキ式発霊法として実行しています。
現代霊気ヒーリング協会
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